
「ラ・リーガ」のセグンダ・ディビシオンB(2部リーグ)に所属する名門FCバルセロナB。
鹿島アントラーズで10番を背負っていた安部裕葵が、ギリシャ名門クラブへの移籍かバルセロナでのトップチーム昇格を果たすのか注目されています。
久保建英に続き、中井卓大とともにラ・リーガのトップチームでの活躍が見れるのか、安部裕葵について見ていきましょう。
安部裕葵の経歴
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生年月日 | 1999年1月28日(22歳) |
身長 | 171cm |
在籍チーム | FCバルセロナB |
ポジション | FW/MF |
背番号 | 9 |
利き足 | 右 |
経歴 | – 2010年 城北アスカFC 2011年 – 2012年 帝京FCジュニアユース 2013年 S.T.FOOTBALL CLUB 2014年 – 2016年 広島県瀬戸内高等学校 2017年 – 2019年7月 鹿島アントラーズ 2019年7月 – FCバルセロナB |
2013年に本田圭佑がプロデュースする「S.T.FOOTBALL CLUB」に所属。その後単身で広島県へ行き寮生活。
広島県瀬戸内高等学校時代の総体では、ベスト8で市立船橋高等学校に敗れたものの大会最優秀選手賞に選出されています。
安部裕葵の年俸推移、鹿島アントラーズ時代からは約9倍
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2017年:360万円
2018年:480万円
移籍金約2億5,000万円でバルセロナへ移籍(4年契約)
2019年:約3,125万円
2020年:約3,125万円
2021年:約3,125万円
2020-21シーズンまではバルセロナBでプレーしていましたが、3年目は分岐点になります。
開幕まであと1か月と迫った、2021年7月にはトップチームの親善試合に招集され1ゴール1アシストし高評価を得ています。2021-22シーズンはトップチームへ昇格するのでしょうか。
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バルセロナが久保よりも安倍を取った理由
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バルセロナの下部組織で育った久保建英は、本来はそのままバルセロナのトップチームへの昇格を希望していました。
しかしバルセロナはFIFAからの18歳未満の外国人選手獲得及び登録に違反により、「EU圏外の選手の公式戦出場を禁止」の制裁が下されることになりました。
EU圏外である久保選手は、試合出場を第一優先に考え要望を聞いてくれたFC東京への移籍し満18歳まで在籍。
満18歳となった後久保選手は再びバルセロナへ戻れることを熱望していましたが、若手への億単位の年俸を支払えないバルセロナ側の内規やEU圏外選手候補が他にもいたことなどの事情により破断となりレアルマドリードへの移籍となりました。
そのほぼ同時期の2019年に、安部裕葵が年俸約3,125万円でバルセロナBへ移籍をしました。高額年俸でなかったことやその他の条件面を考慮し育成をするバルセロナの意向にあったのでしょう。
ギリシャクラブへの移籍報道
ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪パナシナイコスが2021-22シーズンに関心を持っていると報じられています。
ギリシャ1部は、元日本代表の香川真司選手(PAOKテッサロニキ)が在籍しています。欧州と比較すると中堅レベルとはなりますが、試合出場し日本代表を目指すのであれば選択肢の1つになります。
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日本代表への選出の可能性
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2018年にはAFCアジアチャンピオンズリーグ優勝に貢献。2019年には日本代表デビューも飾っています。残すは、トップチームで試合出場機会を作り目立ち代表への復帰をするのみです。
バルセロナで狙うか他への移籍で試合出場を狙うのか、和製メッシと言われる高速ドリブルと速攻が日本代表で見れることを楽しみで仕方ありません。