【体験談】地銀営業職から大手IT企画職への転職に成功!銀行員が他業種で重宝される理由
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「銀行員の自分が他業種で通用するのか」

非常に不安です。銀行員からITの通信業界という他業界にいくことはかなりの勇気が必要ですよね。しかし、実際に転職してみてわかったことは銀行員は重宝されるという事実です。

銀行員として当たり前にやってきたことがかなり通用しています。

この記事で

  • 地銀営業職とIT企画職との違い
  • 転職のやり方

について私の体験談をご紹介していきます。

地銀営業マンとIT企画職との仕事の内容

銀行マン イラスト

特に他業種にきたことで、銀行員の常識は世間では非常識ということを痛感したのは

  • 債権書類の徹底した管理方法
  • 通達や要綱による細かすぎるルール
  • いまだに紙ベースが残っている

という3つです。金融庁検査などがあったときには遅くまでファイル整理や机の中の施錠、金庫整理、めんどくさいことばっかりですよね。

銀行員は考えが固い、真面目という人格が出来上がってくる理由はこれらの教育にあるんだと思います。IT業界の企画職とのキツイという点を比較してみました。

銀行営業マンとIT企画のキツイところ

銀行営業職 資格試験が多い、徹底した債権書類の管理、厳しすぎるノルマ、幅広い金融知識、通達や要綱の多さ
IT企画職 資料作成の多さ、高いプレゼンスキル、Officeツール(特にExcel)の使いこなし

業種として、保守的な銀行と進歩的なITという対称的な業界を比較できたというは非常に大きな財産になっています。銀行員が普通でその世界しか知らないというのはやはりもったいないないと思います。

銀行営業マンとIT企画のやりがい

銀行営業職 経営者と話せる、財務分析スキルが付く、信用される
IT企画職 PCスキルが付く、プレゼンスキルが付く、自由に発想できる

銀行は、経営者と毎日のように話せるというのは非常に大きなメリットですし財産です。他業種に行くと営業担当者が経営者と始めから会えるという機会はほぼありません。

IT企画職では、資料を作ってプレゼンをする機会が非常に多いです。何度も人前で自分の資料を披露できるというのはメリットです。

銀行員だったことでIT企画職に転職して感じたメリット

銀行員 イラスト

金融業界を離れたことで、会計を身近に感じることができました。今まで営業活動をして決算書をもらっていた財務分析をしていましたが、各企業ではどんな会計処理がされているのかが見えてきたためです。

非常に刺激的で休日返上で自主的に管理会計を勉強するようになりました。他業界に行ってもきっと役立つ管理会計の本は以下の記事で紹介しています。

銀行員なら頭にドンドン入ってきますし分かりやすいです。かなりお勧めです。

銀行員は稀!社内の誰にも会計知識なら負けないという自信

他業界に行くと銀行員は非常に稀です。「えっ!?銀行員だったの??」と驚かれます。実際の決算感覚を持つ銀行員はIT業界でもかなり重宝されます。そして、誰よりも利益感覚に強いというのは本当に強い武器になります。

「このコストの計算ってどうやっているんだろう」とか「各営業本部の利益が変化した要因ってなんだろう」とか今まで財務分析をやっていた視点が施策を検討する上で重要な考え方そのものです。

必死で働いて神経をすり減らして得た知識や経験が、他業界でも十分に役立って活きてきます。

当たり前の意識の基準が銀行員は高い

銀行員にとって、時間管理や期限厳守は非常に重要なポイントですよね。特に、時間を守るという意識は銀行員は異常なほど高いと感じました。徹底的に教え込まれたことに感謝です。

私が当たり前に打ち合わせ10分前には到着し準備をしているだけでいう「はやい!」と驚かれます。そして、書類の整備や真面目さも教育されたことがそのまま活きてきているなと感じます。

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転職活動のタイミング

オフィス

転職活動は土日を中心に行っていました。銀行員ということや中途採用を募集している始めてから

なぜITへ転職しようとしたのか

保守的な銀行の考え方や体質がどうしても合わないとずっと違和感を感じていました。世の中を創り出している最先端への強い憧れと真逆の業界に飛び込みたいという思いがIT業界への転職のキッカケでした。

有給は消化できず、退職まで地獄だった3か月

非常にお世話になった支店長へ退職の旨を伝えなければなりませんでした。また、有給が20日以上残っていましたが急だったことや言える雰囲気ではなかったので有給を利用できたのは4日間のみ。

外には出るものの営業活動は引継ぎのみのためかなり気まずい3か月を過ごしました。お世話になった方たちへの申し訳なさと自分勝手に退職する後ろめたさで地獄でした。

円満退社はなかなか難しいことです。なので割り切って自分の人生を切り開いていく覚悟を持つ必要です。

まとめ

「自分は銀行員だし、同じ業界で考えた方がいい」という狭い考えだけでなく、今の状況を変えたいなら別の業界へ飛び込むこともアリです。

私はIT業界に飛び込んで心底良かったと思っています。今の環境が合っていないのなら勇気を出してまずは転職エージェントの方に相談してみてください。

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