
10歳の長女との電話で「・・・パパ、ど、どこ?」
私も吃音で小学校からずっと悩んできたため、余計に子どもの吃音には敏感になってしまいます。しかし、冷静に自分の幼少期を振り返り絶対にやってほしくなかったのは
- 言い直しや話し方の注意
- ちゃんと言わないといけないストレスを与えられること
- 高圧的な態度
親である自分が穏やかに精神状態を保ち子どもを理解してあげることが大切になります。
吃音は遺伝するのか?
最近の研究で、吃音は母親や父親の育て方による影響ではないと発表されています。考えられているのは、言葉発達が早いため、溢れている頭の中の言葉と口がついていかないために起こるものと言われています。
吃音ドクターの言葉が解決に繋がる「エビデンスに基づく吃音支援入門」
自分の子どもに、
- 繰り返し
- 引き伸ばし
- 始めの言葉が出ない
といった吃音症状が出た場合でも、慌てず対応することが必要となります。決して「ゆっくり話しなさい!」は言ってははいけません。
穏やかな気持ちで、子どもの言っていることや言いたいことを汲み取って、「〇〇がどうしたの?」と子ども言っていることを繰り返してあげて言葉の先取りもしないようにしていきましょう。
子どもに、自分の言いたいことが伝わったと思う気持ちを感じてもらい自己肯定感を高めていくことが必要です。