
A社・B社・合計・A社売上割合の入った以下のExcelデータを
以下のような複合グラフを作る方法をご紹介していきます。
正攻法のやり方ではないですが、解決できたのでご紹介していきます。
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3軸ある複合グラフの失敗例
A社とB社と合計という2軸であれば問題なくできます。しかし、第2軸に合計を選択した場合。
合計を第2軸に置いた場合。
そのため、折れ線グラフを第2軸として設定し、合計を非表示にできれば解決ができます。
合計と割合も入れて複合作る手順
合計値を消す
『A社の割合』を選択したままグラフを折れ線グラフに変えていきます。
「すべてのグラフ」で折れ線グラフを選択。
すると、以下のように折れ線グラフに変更ができます。
合計の枠線を消す
『合計』を選択したまま右クリック。
『塗りつぶし』『枠線』を消します。
すると『合計』が消された以下のようなグラフが出来上がります。
棒グラフの高さを変える
合計が抜けた状態の棒グラフは見栄えが悪いので、縦に伸ばす作業をします。左側の軸を選択し右クリックで『軸の書式設定』を選択。
ここを「40.0」にしてみると縦に伸びて見栄えが良くなりました。
第2軸の単位を調整する
今のままだと折れ線グラフがA社とB社の合計である100%を超えた折れ線グラフのようになっているためグラフの中に収まるように第2軸の数値を調整していきます。
第2軸を選択。
『軸の書式設定』を押す。
今回のグラフの場合には最大値を「1.0」に変更してみました。
すると丁度良い折れ線グラフの位置になりました。数値は見ながら調整をしてください。
軸を非表示にする
軸を選択後『軸の書式設定』を選択。
『ラベル』⇒『なし』を選択。
軸を非表示にできました。
軸を削除してしまうと以下のように折れ線グラフが崩れてしまいます。そのため、非表示にする必要があります。
整えて完成
折れ線グラフに数値も反映し見栄えも整った棒グラフと折れ線グラフの複合グラフが完成しました。
折れ線グラフに数値を表示させる方法は以下で図解解説しています。併せてご覧ください。
まとめ
改めてまとめると
- 『合計』と『割合』の入った3軸場合には合計を透明にする
- 軸は非表示にする
- 軸の単位を調整する
3軸以上の複合グラフは工夫をすればやり方は色々あります。正攻法ではないですが、もっとやりやすい方法見つかれば加えていきます。