
- 電源が切れてしまったiPhoneを見つけられますか?
- 「iPhone探す」アプリが有効化されていれば見つけられます。
iOS15では電源が入っていない状態でも24時間以内であれば探せますので、iOS15に対応した機種なのか確認しましょう。
私はiPhone12を自宅周辺で紛失後「iPhone探す」機能を使い、18時間後に自力で見つけられました。
「iPhone探す」はとても有能ですので、電源が切れていても諦めずこれから説明する内容を試してみてください。
Contents
- 1 紛失したiPhoneが電源切れでも「探す」機能が使える端末と条件
- 2 電源が入っていないiPhoneを見つけ出す方法①:キャリアの紛失サポートを利用する
- 3 電源が入っていないiPhoneを見つけ出す方法②:「iPhoneを探す」を利用する
- 4 【重要】電源OFF時の位置情報更新には時間差がある
- 5 紛失する前にiPhoneで設定しておくべき3つ
- 6 どうしても見つからない場合には格安iPhoneを購入する
紛失したiPhoneが電源切れでも「探す」機能が使える端末と条件
iOS15が搭載され超広帯域無線をサポートしているモデルで使用可能で、電池切れから24時間以内なら探すことが可能です。
2023年2月現在では、iPhone 11以降の、iPhone11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone 14 の各モデルが対応しています。
ソース元:Apple公式「超広帯域無線の対応状況」・iPhone Mania「【iOS15】電池切れしたiPhoneも「探す」で見つけられるように!」
以上の条件をもとに、紛失したiPhoneを探すために実際に行った2つの方法をご紹介します。
1つ目はソフトバンクユーザーのみとなりますため、他キャリアであれば②からご覧ください。
電源が入っていないiPhoneを見つけ出す方法①:キャリアの紛失サポートを利用する
(ソフトバンク公式:紛失ケータイ捜索サービス)
セキュリティパックプラス、セキュリティパックまたは基本パック加入中のソフトバンクユーザーであれば、紛失ケータイ捜索サービスを利用できます。
紛失ケータイ捜索サービスは、電源OFFや圏外となったiPhoneでも最後に通信を行ったおおよその位置を把握できます。
紛失ケータイ捜索サービスの利用価値
紛失ケータイ捜索サービスを使った捜索方法は『地図』と『電話』の2つです。
- 『地図で確認する』→利用する場合には『電話番号』と『My Softbank(英数字8~16桁のパスワード)』が必要。
- 『電話で確認する』→利用する場合にはガイダンスに沿って『電話番号』と『4桁のネットワーク暗証番号』が必要。
私は『電話で確認する』を利用し、電源が入っていた最後の場所を把握できました。最後に電話が繋がった時間とも一致したので情報に相違なく正確な内容でした。
「最後に通信があったのは、1/30の22時。〇〇〇(住所)から半径700メートルの範囲内にありました」というおおまかな場所ですが、探す場所は絞れたので利用価値はあります。
探す場所を絞れたら、あとは思い出しながら自分の通った場所などを思い返してみましょう。
同様のサービスは、ドコモなら「ケータイお探しサービス」、auでは「位置検索サポート」などが用意されています。
電源が入っていないiPhoneを見つけ出す方法②:「iPhoneを探す」を利用する
「iPhoneを探す」で実際に見つけるまでの手順をキャプチャ画面と併せてご説明していきます。
1つずつ確認しながら進んでいってください。
「iPhoneを探す」手順①:iCloudへアクセスする
https://www.icloud.com/find/にアクセスし、サインインしましょう。
「iPhoneを探す」手順②:Apple IDを入力する
「iPhoneを探す」手順③:パスワードを入力する
「iPhoneを探す」手順④:すべてのデバイスをクリックする
iCloudにログインしたら、「すべてのデバイス」をクリックします。
すると、対象デバイスが表示されますので紛失したデバイスを選択してください。
「iPhoneを探す」手順⑤:直近で通信された時間を確認する
電源が切れてしまったiPhoneの位置情報を確認した時間が表示されます※。
※後ほど記載しますが、前日など古い情報が表示されているかもしれません。私も14~15時間経過後に直近情報が表示されるようになりました。
「iPhoneを探す」手順⑥:サウンド再生を設定する
サウンド再生を設定すると何かの拍子に電源が入った場合に、ピーピーピーというアラート音が流れるようなります。
「iPhoneを探す」手順⑦:紛失モードを設定する
紛失モード設定クリックしましょう。
拾った方などに電話してほしい電話番号やメッセージを伝えられます。望みをかけて設定しましょう。
これで紛失時の設定は完了です。
あとは表示された位置情報を頼りに丁寧に捜索をしましょう。
【重要】電源OFF時の位置情報更新には時間差がある
電源が切れたiPhoneのリアルタイム情報がiCloud上に反映されるまで私は以下のような流れでした。
- 1/30:21~22時頃紛失
- 1/31:9時~10時頃に「iPhone探す」上でサウンド再生や紛失モード設定
- 1/31:15時頃に「iPhone探す」上で紛失iPhoneの位置がリアルタイム表示
1/31の15時頃までは、1/30の17時までの情報しか「iPhone探す」アプリ上にも表示されず、直近の情報が分からない状況でした。
1/31の15時過ぎ(電源切れてから14~15時間後)に現在地が突然表示されるようになりました。
位置情報でご近所さんの駐車場付近あることが分かり、ご近所さんの止めてある車の下に転がりこんでいるところを発見できました。
電源OFFなので「本当にこの位置情報は正しいのか?」と懐疑的でしたが、表示された場所の5メートル範囲内にあったので驚きました。
紛失する前にiPhoneで設定しておくべき3つ
紛失に備えたiPhoneの設定①:「iPhoneを探す」機能をオンにする
①:設定アイコンをクリック
②:一番上の名前が表示されていた部分をタップします。
③:真ん中より少し下にある「探す」をタップ
④:「iPhoneを探す」をタップしオン、位置情報を共有をタップしてオンにする
紛失に備えたiPhoneの設定②:「位置情報」機能をオンにする
①:上の「位置情報サービス」をタップしオンにする
②:位置情報をオンにしたら、「探す」をタップしオンにする
③:「このAppの使用中のみ許可」または「このAppまたはウィジェットの使用中のみ許可」をタップします。正確な位置情報もタップしオンにします。
紛失に備えたiPhoneの設定③:パスコードを設定する
①:設定アイコンをクリック
②:iPhone Face IDとパスコードをタップする
③:パスコードをオンにする
④:6桁のパスコード入力する(確認用で再度入力する)
iPhoneを見つけられたら、改めて「iPhone探すオン」「位置情報オン」「パスコード設定」を見直しましょう。
どうしても見つからない場合には格安iPhoneを購入する
iPhoneを探したけどどうしても見つからない場合には、格安iPhoneを探しましょう。
同じ失敗を繰り返さないように管理の仕方を変えて万が一に備えることが大切ですね。