サッカー原則 Football PRINCIPLES
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「判断」「技術」「フィジカル」を教えようとするから考える選手が育たない(P63より引用)

「何をポイントに声掛けをすればいいのか分からない」

「上手く選手を育てたいけどコーチングの仕方に悩んでいる」

「なんでもっと楽しそうに、色々な発想で面白いプレーが出てこないのか」

これらのような悩みを持っていないでしょうか。ジュニアサッカーコーチとして指導をすると、言葉にしてサッカーを教えることがどれだけ難しいか痛感します。

少年サッカーの指導を始めて3年が経ち悶々とこれらで悩んでいた私は岩政大樹さんの「サッカーの原則 FootBall PRINCIPLES」と出会いました。この本で、選手たちに接する上で大切なことはサッカーの原則を教えることだったと気付かされました。

本にはサッカーの9つの原則が紹介されており、3~5分ほどの解説動画付き(QRコード)です。

文字で理解しづらい部分も頭にすんなり入ってくるので、サッカーの指導者を始めた方にお勧めです。どんな内容かご紹介するので購入を検討している方は参考にしてください。

サッカー指導者初心者が陥りやすいのは「判断」を教えていること

少年サッカー

試合や練習で、「負けるなー」「球際強く!」「左に出せー」など「抽象的」または「判断」を口にしていないでしょうか。

自分の感覚で言葉を放ってしまうと子供たちは、「えっ。今左に出なないといけないの?なんで?」「怒られるから左にだそう」「1対1で取れなかったどうすればいいの?」など「?」がたくさん浮かんだままプレーをしてしまいます。

私たちは「判断」を強要してはいけないのです。「原則」を教えるべきなのです。

サッカーの原則とは「こうなれば、こうなる」という真理

サッカーの原則は「こうなれば、こうなる」という原理原則。サッカーにおいて不変のものです(本書P95より)

目から鱗です。本書で挙げられている原則の1つ目を見てみましょう。

原則①「 数的フリの状況で3人を守るとき、『ペナルティエリア5~10M手間』に下がり、真ん中の選手がボールを取りに出る」

 

原則①は以下のようなシーンです。

サッカーの原則

相手が攻めてきたとき3バックで守る場合、センターバックがプレッシャーにいくことで相手はサイドに逃げる。という原則です。

この原則が選手全員の頭にあることで、選手たちは「判断」「能力」について自由に自分たちで考えることができます。例えば、

  • 今回はこの原則を分かった上でサイドが行く「判断」をする
  • 当たり負けないフィジカル(能力)を磨く

などです。

本書では、この原則以外にも遠藤航選手・鎌田大地選手など一流選手たちが試合中考えていることが垣間見れます。忘れがちの選手目線の視点を思い出せます。

サッカーの原則 FootBall PRINCIPLESの口コミ

岩政大樹さんからは、サッカーに対する熱量を感じ色々な試行錯誤の上で言葉を発していることが本書からも伝わってきます。

本書を手に取るのは、サッカー経験者やサッカーを好きでたまらないコアなファンの方が多いです。その方々からの支持を得られるというのは本書の中身の濃さを物語っています。

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言語化だけが正しいわけではない

褒めることによって選手たちに考えて覚えさせる(本書P203)

言語化することが正しいとなっている中、あえて多くを語らなかった名将オシム監督の指導方法が取り上げられており指導者にとっては大変参考になる内容です。

原則を言葉で教えるのではなく、体と頭で選手たちに感じ取らせるという方法。リーダーシップの取り方は言葉だけではないというが分かります。

ぜひ、一度手に取って読んでみてください。

他にもお勧めな記事

7つの習慣

 

指導者になったらまずよむべき1冊です。IBMやハーレーダビッドソンジャパン代表取締役社長・知事・大臣まで幅広い著名な方々が推薦する全世界で4,000万部売れているベストセラー本です。

テクニックではなく自分の人格を鍛え直す必要性を訴えています。理想の姿を目指すためには、自分が変わらなければいけません。

自分を見つめ直すきっかけにぜひ読んでください。

人を動かす

 

著者は作家でありながら教師でもあったデール・カーネギー氏。目新しいテクニックではなく、人を動かすための方法が書かれています。本書で述べられている主なポイントは以下の3点です。

・相手の立場になって考える
・相手を理解することに徹する
・相手に心から関心を寄せる

相手を思いやる気持ちが何より大切であると書かれています。当たり前ですが、少年サッカーでも意識しなければならないことです。

言葉にできるは武器になる

 

筆者は電通でコピーライターをやっている梅田悟司氏。自分の器を超えて外側に発する言葉は上っ面で中身のない言葉となってしまいます。自分の経験から心から伝えたい言葉を選んで発するための方法が書かれています。

指導者になると練習中に選手たちに向かって話す機会が何度もあります。そんなときに話し方や声の大きさなどのテクニックを変えようと考えてしまいがちです。しかし、小手先ではなく選手たちに最も影響があるのは言葉の重みなんだと気付かされます。

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