原大智
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「規格外」「190cm超えの大型日本人FW」「ラ・リーガ1部リーグクラブ「アラベス」へ移籍」

久保建英とラ・リーガ(スペイン)で競演するFW原大智(アラベス)が世間を賑わせています。原大智はクロアチア挑戦し14試合2得点1アシストと結果を出しスペインへ

2021年8月24日に法的な問題や監督の構想から出場機会がなく、ベルギーのシント=トロイデン(STVV)へレンタル移籍が発表されました。

15年ほど前にも大型FWとして本田圭佑や長友佑都と同世代で天才と言われた平山相太もオランダ挑戦をしていたことを覚えていますでしょうか。

平山は高校時代に将来の日本を背負う活躍を期待されていたものの、オランダ挑戦の失敗や怪我で世間が期待するような成果を上げられないまま現役を引退しています。

第2の大型FWがスペインで成功するのか原大智と平山相太を比較してみました。

 

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大型FW原大智と元日本代表平山相太との比較

平山相太と原大智

15年ほど前大型FWとして、「超高校級」「怪物」などと騒がれた平山相太。

Jリーグを経由せず大学を休学しオランダへ挑戦しましたが失敗。プロ意識の低さ・監督との確執・言葉の壁などが重なり実力を出し切れなかったことが原因と報じられてました。

海外挑戦は実力以外に必要なものがあると思い知らされる出来事でした。

同じく大型FWとして話題に上がっている原大智はクロアチアへ挑戦した1年目に結果を出し、スペインのラ・リーガ「デポルティーボ・アラベス」へステップアップしました。

日本人離れした大型FWである2人を比較してみました。

原大智と平山相太の経歴や体格

原大智 平山相太
身長 191cm 190cm
体重 85kg 86kg
ポジション FW FW
経歴 <クラブ>
2017-2019 FC東京U-23
2018-2020FC東京
2021 NKイストラ
2021-デポルティーボ・アラベス
<代表歴>
なし
<クラブ>
2005-2006ヘラクレス(オランダ1部リーグ)
2006-2016FC東京
2017 ベガルタ仙
<代表歴>
2002-2005 U-18/19/20
2003-2008 U-21/22/23
2010
高校サッカー所属先 FC東京ユース 国見高校
個人成績 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会・得点王(2017年)
J3リーグ・得点王(2019年)
全国高校サッカー選手権大会 得点王 (2002年、2003年)
海外挑戦国 クロアチア(UEFA11位)
スペイン(UEFA4位)
オランダ(UEFA12位)

平山相太は国見高校出身で本田圭佑や長友佑都と同世代。全国高校サッカー選手権大会では史上初の2年連続得点王に輝いています

Jリーグを経由せず、オランダ「ヘラクレス」へ挑戦しましたが、懇意にしてくれたピーター・ボス監督からルート・ブロート監督に交代し信頼を得られず戦力外通告。その後FC東京で10年プレーしました。

同じくFC東京の下部組織から這い上がり、日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会で得点王に輝いた原大智。FC東京では思うような結果は得られず新天地を求めてイストラ(クロアチア)に移籍。その移籍が当たりすぐに結果を出しました。

ヘディングだけではなく、ボールコントロールや素早い動きを特徴に持つ両者についてプレースタイルを見ていきましょう。

平山相太のプレースタイル


(引用:平山 相太が圧巻の5人抜きゴールを決める!【あの年の今日】)

平山はセットプレーでのヘディングの強さ以外に、誰よりも先にボールを触り体を入れてボールをキープする足元の技術が高さです。


(引用:平山 相太(FC東京)が狙いすましてゴール右隅へ蹴り込む!【ゴール:明治安田J1 1st 第16節 FC東京vs新潟】)

ゴール前でも右隅に落ち着いてシュートを決めるシーンでは、日本のレベルは超えていることを感じさせます。

生まれ持った体格と運動能力に加えて、冷静さや足元の技術の高さが平山相太のプレースタイルです。

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原大智のプレースタイル比較


(引用:原 大智(F東23)51分 FC東京U-23vsアスルクラロ沼津 明治安田生命J3リーグ 第13節)

クロスに対して素早く反応して、体を入れゴールへ流し込む機敏な動きは身長を感じさせないスピードがあります。


(引用:原 大智(F東23)51分 FC東京U-23vsアスルクラロ沼津 明治安田生命J3リーグ 第13節)

平山相太を彷彿とさせる冷静な判断と正確なシュート。

スペインの活躍次第で原大智の日本代表デビューも見られる

 

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両者には体格だけではない、冷静な状況判断と足元の技術の高さが共通しています。平山は引退後に「プロとしての意識が足りなかった。本田圭佑は自分よりも3歩先まで考えて海外挑戦をしていた」と語っています。

実力以上にメンタルや意識の高さが必要とされる2か国目の海外挑戦で原大智は成功させられるのでしょうか。そして日本代表への招集となれば、平山の4試合出場3得点という成績を超えられるのかも注目です。

平山を彷彿とさせる、平山を重ね合わせて平山が成し遂げられなかった海外要素を日本代表に取り入れてほしい。

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