
ベルギー1部リーグに所属する、シント=トロイデンVVが日本代表FWの林大地(サガン鳥栖 ⑧)にオファーしたと報じられました。
U24日本代表では無得点ではありましたが、5試合中4試合に先発出場。
画面越しへ闘志を伝えてくれる数少ないプレーヤーです。吉田麻也も「気持ちを前面に出しせるから海外でも通用する」と選手からの評価も高い。
同じくベルギーリーグで活躍する日本代表候補の鈴木優磨。今後の日本代表を背負う2人に迫りました。
鈴木優磨と林大地を比較
鈴木優磨 | 林大地 | |
生年月日 | 1996年4月26日(25歳) | 1997年5月23日(24歳) |
身長 | 182cm | 178cm |
利き足 | 右足 | 右足 |
ポジション | FW | FW |
2020-21シーズン実績 | 34試合・17得点・3アシスト | 31試合・9ゴール |
市場価値 | 約4億6,000万円 | 約6,500万円 |
年俸 | 約4,500万円 | 700万円 |
経歴 | 2015-2019 鹿島アントラーズ 2019- シント=トロイデンVV |
2019-サガン鳥栖 |
個人成績 | J1リーグ月間MVP:1回 TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD:2回 AFCチャンピオンズリーグ 大会最優秀選手賞:1回 Jリーグ優秀選手賞 |
関西学生サッカーリーグ・得点王(2018年) |
鈴木優磨は、2020-21シーズンでは17得点を記録し欧州リーグで伊藤純也に続き日本人2位、シント=トロイデンVVトップの成績を残しています。目標とする選手に元日本代表の岡崎慎司を挙げており、気持ちを前面に出したプレーが魅力です。
2021-22シーズンは、ブンデスリーガなどステップアップしたリーグへの移籍が報じられています。しかし「地に足をつけ、着実にステップアップする。いきなり飛躍した挑戦はしない」という現実的な一面を持っている選手。
シント=トロイデンVVは2020-21シーズン上位争いには絡めませんでしたが、そんな中でもチームトップの得点をあげて牽引した鈴木への高評価。
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林大地は、2018年大阪体育大学時代に得点王となっておりMVPも受賞しています。ゴールに向かう貪欲さや決定力の高さが武器。
東京五輪では、大迫勇也のようなポストプレーも見せ、森保監督も「今回の収穫は林大地」と活躍に太鼓判。
6月の東京五輪代表選考では大会登録メンバー18名には選ばれずバックアップ4名の一人でしたが、大会規定変更により登録メンバーに加わりました。
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日本代表のエースとなった林大地は、鈴木優磨を超える活躍を見せるか
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鈴木優磨は、2018年に日本代表に招集されましたが怪我により離脱しています。その後は、森保監督との確執が報じられており最終予選に招集されるのか不透明です。
また、移籍がうまく進んでおらずベルギーリーグでも試合出場できない状況が続いています。
対して、林大地は予備登録メンバーから大会規定変更により登録メンバーに加わりチャンスを掴んでいます。東京五輪での活躍や森保監督のコメントからも9月に行われるアジア最終予選にも選ばれる可能性が高いです。
林大地はサガン鳥栖で、守備にも貢献しチームからもファンからも必要となれる絶対的エース。鈴木優磨のようにベルギーで活躍をしてくれるのか、将来の日本代表候補の2人に注目です。