2020年7月12日

サッカーコーチの声がけに大切なことは『人を動かす』にすべて書かれていた

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選手たちが伸びるコーチングってどうやればできるのか。非常に悩むことですよね。

褒めるべきなのか厳しくするべきなのか、どんな声掛けをすればいいのか、練習や試合のたびに悩みの連続です。

どうしたら人は進んで動く気持ちに変化するのかと悩んでいる中で出会ったのが『人を動かす』でした。

世界で500万部売れている名著は、今抱えている私の悩みにズバッと答えを示してくれました。

そして、その答えは子どもたち一人ひとりを理解することでした。

この記事では

  • サッカーのコーチングって何をすればいいのか
  • 子どもたちとの信頼関係を築くのはどうすればいいのか
  • 的確なコーチングをするにはどうすればいいのか

という悩みを抱えているあなたがきっと明日からでもすぐに使えるコーチングのエッセンスが詰まっています。

サッカーのコーチを始めたばかりであれば『人を動かす』は絶対に読んでおくべき1冊です。

なぜ選手を理解すると伸びるのか

どんな超凶悪犯であっても自分が悪いとは思っていない。この考え方をする犯罪者は珍しくない。人間はたとえ自分がどんなに悪いことをしても決して自分が悪いとは思いたがらない。(本書P13,14抜粋)

いきなり凶悪犯の話で驚かれたと思いますが、ここで登場してくる超凶悪犯は刑務所で死刑執行の最期の瞬間まで自分を正当化していたことに驚愕しました。

「自業自得だ。大勢の人を殺したのだから」と言われても「なぜ自分はこんな目にあうんだ」が最期の言葉だったと書かれています。

人には自己を肯定的する大切な自尊心があります。その自尊心を傷つける言動は相手には何も響かず双方の理解が進まないまま平行線をたどっていくことになります。

なので、他人の欠点や悪い部分を指摘するのではなく自分の考え方を直すことが相手を理解する上で大切なことになるんだと書かれ強く共感をしました。

子を持つ親なら涙が止まらない素敵な文章

毎日口うるさく子どもに感情のまま発言をしていないでしょうか?

私と同じようにそんな後ろめたさ感じているならP29~P32に載っているたった3ページの『父は忘れる』という文書は、心に突き刺さる一生忘れられない文章になると思います。

「自分の言動を見直そう!」と変化を与えてくれた人生を変えることになった文章です。

この文章だけでも一生心に残る大切なものを得たという買う価値があります。相手の立場で考える大切さを痛いほど思い知らせてくれます。

ぜひこの3ページをじっくり読んでほしい。

その内容は、

毎日毎日父から叱られ続けている小さな息子が眠る前に突然父の部屋を訪れてそっと両手を首に巻きそっとキスをするという

これだけの1シーンを細かく描写をした文章が書かれています。相手の立場で考える大切さを痛いほど思い知らせてくれます。

小さく何も抵抗ができない子どもに対して私たち大人は心から気を配り接することができているか。

知らず知らずのうちに同じ目線で多くを求めすぎていないか?

息子に対する申し訳さなと自分の未熟さに涙が溢れ出てきます

子どもたちの決して枯れることのない純粋な愛情をちゃんと受け止めて理解して接していかなければいけないと強く感じる文章です。

『自分』と『相手』は全く違う

父と息子の手

相手は自分とは違います

一人ひとりを観察して今のレベルや性格までを細かく時間をかけて知って何を声掛けすればいいのか考えていく必要が私たちには必要です。

その一言で子どもたち選手が勇気を持てたり、やる気が出たりその後の人生が変わるキッカケになるかもしれません!

ここまで読んでくださった方は「結局子どもと親との教育本じゃん」と思ったかもしれません。

しかし、サッカーのコーチングでも十分に活かすことができます。その例をご紹介していきます。

『人を動かす』のサッカーコーチングへの活かし方

人を動かすは、相手の身になって考える重要性』をメッセージとして伝えている本です。

相手の立場で考えることで、話を聞く理由や相手を認めて心を開くことそれが大事なんだよって教えてくれています。私はまず息子のリフティングで検証してみました。

半年間8回だったリフティングが3つの言動を変えたことでたった2か月で100回超え

小学3年生の息子はおよそ半年間リフティングが最高8回というレベルでした。それが私の言動を変えたことで2か月くらいで115回まで一気に飛躍しました。

結局、子どもの頑張りでしょ?と思うかもしれません。しかし、心掛けと声掛けを変えるだけで子どもが自主的に練習をしていつの間に115回できるようになっていたんです。

2週間で22回出来たときの具体的な練習方法のコツは、画像付きで以下の記事で書いていますのであわせてご覧ください。

小2の息子が2週間でリフティングが4回⇒22回!足の甲の当てる位置が鍵!

声掛けと変えた言動は以下の3つです。

息子が自主的に練習を取り組み方を変えて1か月を過ぎたあたりからでした。それからは毎朝6時起きして一人で自主的に学校前に近くの広場でリフティングを練習するようになりました。

⓵欠点を指摘せず長所を褒める

われわれは他人からの賞賛を強く望んでいる。そして、それと同じ強さで他人からの非難を恐れる(P15引用)

一生懸命やっている本人に向かって「なんでできなないのか。」イライラしてしまうこともあります。しかし、その感情をそのまま口に出して良いことは一つもありません

心から本人の頑張りを称えて「いいじゃん!さっきよりできるようになってるじゃん!」とか「1回目に足に当たったボールの強さすっごい良かったよ!」と言った方が本人のやる気や楽しさは数百倍も変わります。

私たち大人は、子どもを伸ばすために自分の発言を変えるだけで効果が全く異なることを実感すると思います。

⓶相手の視点で考える

相手の心のなかに強い欲求を起こさせること(P52より引用)

相手がどうしたらリフティングをできるようになりたいと思うのかを考えていく必要があります。それは、できていない原因を考えて練習方法を調べて伝えてあげて小さな成功体験を積み重ねることです。

リフティングができない原因は

  • ボールが足の甲の同じ所に当たっていない
  • 蹴る強さが加減できていない
  • 体が硬い

が挙げられます。

やっている本人は、一生懸命やっていて「なんでできないんだろう」ということしかわかっていません。

そんなときに「ボールが同じ所に当たっていないからだよ!」と漠然としたアドバイスをしても「何を言ってるの?」と理解ができません。

なので、ボールの蹴る強さと足に当たる位置が掴めていないのであれば、ワンバウンドリフティングをやってボールがいつも同じ高さになるようにする練習を取り入れるなど試行錯誤が必要です。

⓷重要感を持たせる

深い思いやりから出る感謝のことばを振りまきながら日々をすごす(P48より引用)

「〇〇(息子の名前)、きっとうまくなるよ!」と唯一無二の存在である息子を心から思っておだやかにアドバイスを繰り返すことによって気持ちは届きます。

息子の良いところ見つけて言葉にして伝える。コーチングをするときにも同じように家族のように子どもたちを思って伝える意識を持つことが成長に大きく繋がります。

この他にも、サッカー以外の特技を褒めることでサッカーへの積極性が増した選手もいました。

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まとめ

自分の意識を変えて相手を理解することが大事である。このメッセージが胸に響きました。

当たり前のことですが、心掛けるだけで子どもたちの反応が全く変わってきます。

それを教えてくれるベストセラー本です。普段、子どもたちと接する責任あるコーチであるからこそ絶対に読んでおくべき良本です。ぜひ手に取って中身を見てください。

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