J下部スクール
スポンサーリンク

「Jリーグ下部組織のスクールセレクションで親ができることはあるの」「少しでも我が子を気に留める工夫があれば知りたい」

我が子に成長してほしい、J下部スクールに合格してほしいと心から思いますよね。

いつも内気で人見知りな小学4年生の息子が、募集枠の少ないJ下部のサッカースクールに挑戦することを決意。1カ月半に渡る3回のセレクションに無事合格しました。

セレクションの会場に着き、過去2回セレクションに落ちてもまた1人でグラウンドに向かう後ろ姿を見てウルウルしてしまったことは一生忘れられません。

同じくJ下部スクール合格を目指す方にこの記事では以下をお伝えします。

  • 他の選手と差別化し覚えてもらうために応募フォームが重要である理由
  • 合格する親は(おそらく)皆やっている応募時の自己アピールの書き方

私はトレセンのスタッフとしてお手伝いをしたときに、他の子にはない自己アピール(強み)を明確に伝えることでコーチ陣の印象に残ると気付きました。

その経験を踏まえ実践した応募時の申請フォームの書き方をお伝えします。ぜひお読みください。

なぜ自己アピールが必要なのか?トレセンのスタッフ参加で気付いたこと

サッカーをしている子どもたち

私はトレセンの練習や試合に帯同しスタッフとしてお手伝いをしています。

トレセンのコーチには、各チームから推薦された選手たちの名前・所属チーム・強みがかかれた名簿が渡されその名簿を見ながら各選手のプレーを見ています。

強みは一言で書かれており、私が手渡されたのは以下のような名簿です。

名簿例

選抜メンバーを決めるヘッドコーチも同じ名簿を見て、各チームから集まった多くの選手からスタメンを決めています。

この名簿を気付いたことは、「フィジカル」「スピード」「スタミナ」など当たり障りのないことを書いている選手は、コーチ陣に第一印象を残らないということでした。

「左足が使える」「両足が使える」など、他の選手が書いてくるであろうことを予測し他の選手にはない特徴を書いている選手は、それだけで見てもらえるチャンスが広がるのです。(もちろん嘘はいけません)

これらの体験からサッカーの実力をつけることと併せて、応募時の強みや自己PRを工夫することでJ下部スクールのセレクションにも合格に近づけられということです。

我が子の自己PRや強みを書くための下準備

J下部スクールのセレクションでは一定以上の実力を持った選手が多く、全てが平均的な選手よりも何か強みを持った選手の方が印象に残ります。

セレクションで受ける前に子どもと向き合って実践し効果があったことを3つご紹介します。

効果的な自己PRを書く準備①:子どものプレースタイルを観察し本人の自覚している強みを聞く

少年サッカードリブル

子どもの練習や試合を時間がある限りよく見て観察してみてください。

子どものプレースタイルの特徴を親目線で分析し長所や強みがどこなのかを見つけて、本人と話し合うと見ている側とのギャップがあることに気付きます。

私の場合には、息子は守備が得意だと思っていました。しかし本人はスピードに乗ったドリブルに強みを持っていました。

自分の口で強みを言うということは非常に重要なことで、セレクションでもコーチから「何が得意なの?」と聞かれたときに即座に答えられる選手は印象に残ります。ぜひ実践してください。

効果的な自己PRを書く準備②:基礎体力の記録は具体的に記載する

子どもランニング

50Mの記録や1,000m、反復横跳びなど記録はなるべく控えておいてください。

「スピードに自信がある」と書くのと「50mは7.8秒。1,000メートルは4分~4分10秒」と書くのでは印象が全く違います。

自信のある記録は、具体的に書くほど印象に残ります。

効果的な自己PRを書く準備③:他の子がやっていない、出来ることを増やせないか考える

少年サッカー強み

ポジションを決めるときに「左足を使える選手なのか」は非常に重要なポイントです。

左利きの選手はあまりいないので、右足しか使えない選手と比較すると「欲しい!」と思うコーチは多いはずです。

息子には普段の練習から左足を中心に使うことを意識さえて、右足と同じくらい蹴られるようにしました。強みを増やすのはとても効果的です。

スポンサーリンク

応募時の自己PRや強みの例文

少年サッカー試合

セレクションの応募の際に、小4の息子が記載した強みと自己PRの例文をご紹介します。

強みは各選手によって、たくさんありますしその強みを強烈にアピールして少しでも印象に残るように伝えてください。

適当に書くよりも親子で話し合って考えた方がきっと良い結果が届くはずです。

「強み」や「自己PR」の例文

強みは「スピード」と「スタミナ」です。50mは7.8秒、持久走では1kmを4分前後で走れます。20分ハーフの試合では全力で走り切れる自信があり、スピードに乗ったドリブルで両サイドからのセンタリングやカットインしてシュートとパターンを分けて得点に絡みチームに貢献しています。

反省点はコーチからフィードバックを受け、次の試合で活かすように心掛けています。

自分の長所を2つ挙げて、具体的な数字も記載しています。

そして、コーチからのフィードバックを受けて活かしているという「子どもの素直さ」も添えて性格も伝えています。

セレクションは準備の段階から始まっている

少年サッカー

しっかりと応募ができたら、あとは普段通りの力を出せるようにリラックスさせてください。

セレクション当日は私の場合には、サッカーについてあまり知らなく妻に送迎を頼みました。息子も安心していつも通りの雰囲気で迎えたことは大きかったです。

持ち物は準備は前日に終わらせて置き、できたらセレクション会場に行っておく方がよいです。

何度か行ったことがある場所でセレクションだったので息子も「あそこでやるんだ」とイメージを持てたことは安心感につながったと思います。

「できる限りリラックス」と「子どもの特徴」をしっかり押さえ、上手くアピールできるようにして合格を勝ち取ってください。

以下の記事でも、U11の息子やセレクション情報、少年サッカーで上手い選手の特徴についてまとめています。あわせてお読みいただけますと幸いです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
スポンサーリンク