本とバラ
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だれもが当たり前にやっていることが当たり前にできないって本当に辛いことですよね。

目の前の現実から逃げ出したいと思うのも決していけない考えではないと思います。焦らず、少しずつ自分を受け入れて前向きな考えをできるようになっていければいいんです。

13年前、朝の通勤途中「これは夢だ、現実の自分はまだ寝ているんだ」と現実逃避をしつつずっと沈んだ気分だった軽い鬱状態を経験したわたしを救ってくれたのは本でした。

吃音克服に向け前向きなメンタルを持てるようになります。この記事では

  • 自信を持つキッカケになる本

についてご紹介していきます。

大人の吃音には即効性のある完璧な治し方は存在しない

スマイル

吃音について悩んでいるときは、「すぐに効果のある吃音の治し方」ばかりにフォーカスしてしまいます。しかし、大人になっても吃音が出続けている状態からアナウンサーのようにスラスラと完璧に話すまでに完治させるのは非常にハードルが高いです。

そのため、吃音が出てしまっても気にしないメンタルや考え方をできるようにするというファーストステップを踏む必要があります。吃音が出ることで落ち込んでしまうのは自分の考え方が大きく影響しているからです。

『吃音について知らない』から私たちは悩む

「吃音ってなんだろう」「どうして吃音になってしまうのだろう」と悶々と考えていては永遠に不安を抱えたまま生活をすることになります。

なので、吃音について知識を付けていくことで不安の原因を探り自分で解決していこうと行動を起こすことが前向きな思考へと自分を変えていってくれます。

吃音に効果にあるおすすめ本

悩んでいるときは、なかなか自分の頭で調べる気力が出ないんですよね。私も社会人1,2年目の日曜日の夜本当に憂鬱で何もやる気が起こりませんでした。

なので、まずは吃音を克服させるためのモチベーションアップをさせることが必要です。そのために短くて一気に読める自己啓発本を2冊紹介したいと思います。ここで自分の明るい未来をイメージができてくると思います。

辛い思いを乗り越えるための力を付けてから吃音に関わる本で知識を付けて改善に取り組んでいきましょう!オススメ順に記載しています。

敵(=試験)を克服するためには徹底的に勉強することを教えてくれた『夢を叶える勉強法』

著者は弁護士であり司法試験予備校『伊藤塾』を経営する伊藤真先生。吃音とは無関係と思うかもしれませんが、この本は読むと「何もない自分が他の人に勝つには努力なんだ!」と胸がアツくなりプラスエネルギーに心が満たされます

1日16時間近く勉強し、寝るときも長時間寝ないように頭の上に本を置いて置き本が落ちたら起きるという生活を1年以上続けて司法試験に合格。

この本で最も印象的な言葉は、

徹底的にやらないと何が原因だったのかがわからない。徹底的にやって試験に落ちたらそのやり方が間違っていたから。次は変えればいい。

自分の強みを見つけるためには待っていてはいけない。自分から動いて努力をするというキッカケをもらえます。

 

もう1つ自己啓発本で気持ちをアツくさせてくれるものをご紹介します。

一生折れない自信のつくり方

自信を持てずにいた自分にも刺さったタイトルで購入をしました。

著者は17歳で高校中退したものの、今では社員140名以上を抱える企業に育て上げた青木仁志さん。やはり逆境を乗り超えた人の言葉には勇気をもらえます。

勇気がいることですが、今まで避けてきたぶん社会人生活の中で成功体験を積み重ねていくことが当たり前だけどとても大切なことだと気付きました。

私も3年目くらいまで本当に心がすり減って、何度も「もう本当にダメ。。」と諦めかけましたが

  • 誰でもできることを誰よりも一生懸命やる
  • 人は考えている通りの人となる
  • 考え方が変われば人生が変わる

と、ハッと気付かされる言葉がたくさん書かれてます。きっとあなたが変われるキッカケになる言葉や考え方に出会うことができます。

次からは、「吃音」に関連する本のご紹介になります。

エビデンスに基づく吃音支援入門

この本は「入門」とありますが、とても深く分かりやすい解説が載っている良本です。著者は、吃音ドクターで知られている菊池良和先生。

本の左ページにはエビデンス(データや見解)が載せられています。そして、右ページには分かりやすい解説が書かれています。

吃音支援入門

吃音が起こってしまう原因を色々な視点でエビデンスを用いた解説がされているため納得しながら読み進めることができます。

この本を読むと、吃音者は脳の使い方や喉の動き方が非吃音者とは違うということなど吃音について深く知ることができます。

吃音のことがよくわかる本

吃音の子どもを持つ母親向けに書かれた本で、超入門書といった位置づけです。吃音についてのイラストを中心に使った構成でとても分かりやすく解説されています。

社会人である場合でも、吃音についての概要について掴むことができる本です。

  • 吃音ってそもそもどのように始まるのか?
  • 吃音が悪化する要因
  • 子どもが話したい欲求を止めない

過去を振り返って、自分はどうやって吃音になってしまったのか。自分の過去を振り返るキッカケにもなる本です。

吃音は治せる

この本では、吃音で口で起こっていると思っていましたが実は脳で起こっていたんだと衝撃を受けたです。吃音克服に向けたメンタルリハーサルという方法が紹介されています。

スポーツ選手が行っているイメージトレーニングの要領で、悪いイメージを排除し良いイメージを常に行うことが改善につながっていくと説明されています。

人前で話すのがラクになる本

吃音者にとって、人前で話すというのはかなりハードルが高いことです。しかし、「どもるかもしれない」と必要以上に緊張をしてしまうのは練習を十分にしていないという不安感です。

結局、準備をして練習をしっかりすればうまくできるしその方法が書かれています。かなり衝撃を受ける本です。

心と脳の習慣術

左側に書き込み式のワーク、右側にポイントや解説という構成です。ワークをやることで

  • 口癖を変えるだけでポジティブになれる
  • 将来の自分を具体的にイメージするだけで毎日が楽しくなる
  • 人を応援デキる人間が周りからも応援される人間になる

の変化を感じことができます。

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まとめ

自分から知ろうと動くことが第一歩です。

何が不安なのか。どうやって対処していけばいいのか。不安で仕方ないということもあると思います。私は以前「〇〇さんは、ちょっと人を悲観してみるところがある」と上司に言われたことがあります。

自分の劣等感を感じていることで、「周りの人はこう見ている」と勝手に作り上げてしまい自分を追い込んでしまっているかもしれません。

吃音は一気に克服できるものではないですが、考え方は今日から変えていけます。まずは一歩踏み出して自分から変えていこうと考えてみてください。

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