
「あなたにこれをどうしても教えたい!」(本書P27より引用)
『あなたに教えたい』という視点を持つことで、今までどうしても自分の言葉で文章が書けなかった悩みが解消しました。
「どうしたらもっと認められる記事が書けるのか」「どうしたらもっとロジカルに分かりやすく文章が書けるのか」そんなことばかりを考えながら書店をウロウロしこの本と出会いました。
この本と出会い学校のテストとは違い、自分だからこそ感じたことを自由に書いていいんだ。正解はないんだって思うことができたんです。
実際に、妻と子供たちと父で同じ内容を話してどう違うのか試してみたのでご覧ください!
Contents
大爆笑をしたお笑い番組を
先日、夜中に何気なく最近加入した『アマゾンプライムHITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』を見ました。
お笑い芸人10名が密室の中で笑わせ合うゲーム。最後まで笑わなかった1名が賞金をもらえるという企画です。笑ってはいけない空間の中で芸人さんたちがお互いに笑い必死にこらえている顔をみるだけで大爆笑です。
この面白いテレビを誰かに伝えたいという衝動に駆られました。この時に、本書に書いてある手順を思い出しました。そして、実践してみて「なるほど!この感覚なんだ」って腑に落ちました。
普段何気なくやっていることをもっと深堀りして考えて伝えるだけで、人を動かすってできるんだと実感しました。
自分の言葉で相手の心に響かせるための3要素
本書で紹介されているのは
- 心の震源地をみつめる
- 教えたい相手を考える
- なぜそれを教えたいのかを考える
この3つです。たくさん本を読んできたあなたならこの3つがどれほど大事かが分かると思います。この3つをもう一度考え直すだけでモヤモヤした悩みが解消していきます。
心が動いた震源地=自分の伝えたい笑ったシーン
- ジミー大西さんのワンピース姿
- FUJIWARAの藤本さんのツッコミまくるシーン
- 宮川大輔さんのアナリンピック
数多く話したい要素がたくさんありました。思い浮かんでいるのは、自分目線での面白いポイントのみです。ここから宮川大輔さんのアナリンピックという大爆笑ポイントが人によってどう変わるのかをやってみました。
教えたい相手は誰か=妻・子ども・父の3名に
妻は、お笑いに対してあまり興味を示さず私とはちょっとポイントが違います。
「昨日さ、アマゾンプライムで独占放送してる『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』見たんだけどさ、宮川大輔が”アナリンピック”ってゆう一発芸をやったんだ。それがさ、パンツ一丁で後向きで構えて”レディー・ゴー”ってゆう掛け声とともにパンツを脱いであしりのを穴をひらくまでの時間を競うってゆうくだらなすぎる一発芸で大爆笑した」
という実演を織り交ぜてやったんですが「へー、面白かったんだー」という予想通りのイマイチの反応でした。妻としては、「私はくりーむしちゅーの有田が好きだから、有田がやってたら笑ったわ」というコメント。
同じ話を子どもにしたら、子どもたちは話の内容よりは実演の方に大爆笑をしてみました。お笑い大好きな父は、私の話の内容に興味を持ち「それ、面白そう。テレビにつないで見れるの?月いくら?」と食いつきがすごいなーと予想通りでした。
まとめると
- 妻は、お笑いにあまり興味がない
- 子どもたちは体を使った動作に爆笑
- 父はお笑い全般好きで、宮川大輔さんの大ファンなので宮川大輔さんネタに食いつき大きい
人によって、反応する固有名詞やポイントが違うって再確認ができました。
なぜそのことを伝えたいのか
父は『人志松本のすべらない話』から宮川大輔さんの大ファンです。なので、宮川さんの面白かった番組を紹介するだけで喜んでくれます。
お笑い好きという私と共通の話題によってコミュニケーションも取れるからぜひ知ってほしいという思いで伝えました。
実際の記事でも父に向けて書いています。
35歳の男が夜中に一人で腹を抱えて大爆笑した宮川大輔のアナリンピックとは?
まとめ
自分にしか感じ取れない心の震源地を見つけて、そのポイントを誰に向けてどうやって、なぜ伝えるのか?を考えればいいだけなんです。
ない正解を探すのではなく、自由に発信していきましょう!