
「できたての美味しいオリオンビールを妻に飲んでほしい!」「沖縄に着いたら、いつも頑張っている妻に最高のビールで楽しい旅行を始めてほしい!」
同じような思いを持つお父さんも多いのではないでしょうか。
「オリオンビールがどう作られていて、どんな歴史があったのか、それを知ってから飲むオリオンビールは格別」と妻は感激していました。
- オリオンビールを日本で唯一製造している工場見学ができるオリオンハッピーパークとは何かが分かる
- オリオンハッピーパークの工場見学の面白いポイントが分かる
沖縄旅行に行ったら必ず行くべき、オリオンハッピーパークについてご紹介していきます。
Contents
オリオンビールの面白いトリビア3選
オリオンビールのシェアは日本国内で第5位。
麒麟麦酒・アサヒビール・サッポロビール・サントリー・オリオンビールとありますが沖縄県では最大のシェアを誇っています。
ビールの種類は大きく「ラガー」と「エール」に分類されますが、オリオンビールはラガーです。ラガーは喉ごしが爽やかで飲みやすいのが特徴です。
スッキリとしたオリオンビールのトリビアについてご紹介します。
オリオンビールのブランド名は1等が1万B円の懸賞金付公募で決まった
1957年11月1日にブランド名を県民に懸賞金付募集広告として新聞で公募を行い「オリオンビール」と名付けられた。ちなみに賞金は1等1万B円、2等3,000B円、3等2,000B円、当時としては破格の高額だった。(オリオンビールWikipedia)
1957年5月時点での日本円とのレートは1B円= 3円であったため、日本円にすると3万円。
(Wikipediaより)
1957年は大卒初任給(公務員)が9,200円、高卒初任給(公務員)が6,300円であったため、1等は3か月分以上の高額な懸賞金です。
名水が出る名護で、製造業をみんなで盛り上げていこうという志の大きさを感じますね。
オリオンビールは7種類もある
全国的に有名なオリオンビールは「オリオンドラフト」と呼ばれるビールです。
オリオンザ・ドラフト、夏いちばん氷温貯蔵、75BEERベルジャンホワイト、75BEERペールエール、75BEERスタウト、75BEER、75BEER-IPAと8種類もあります。
発泡酒、ハイボール、チューハイも合わせると26種類も販売されています。(2022年8月現在 オリオンビール公式)
オリオンビールはアサヒビールも販売している
オリオンとアサヒは2002年に資本・業務提携しており、アサヒはオリオン株の10%を持つ筆頭株主になっています。
オリオンビールは「アサヒスーパードライ」の製造・販売までを行い、アサヒビールは「オリオンドラフト」の販売のみを行なっています。
日本全国に販路を持つアサヒビールと沖縄で強力なシェアを持つオリオンビールで強力し、多くの人に一杯を提供しているんですね。
無料の工場見学と試飲ができるオリオンハッピーパークとは?
オリオンハッピーパークは、名護にあるオリオンビールを製造している工場を見学できる唯一の場所です。
所要時間は約60分と、子どもがいても気軽に回れます。(見学約35分、試飲約25分)
オリオンハッピーパークを体験してみて感じたのは以下の3つの魅力です。
- 無料で工場見学ができて試飲もできること
- 製造工程を面白いガイドさんと共に回れること
- オリオンビールの歴史を知ることで沖縄がもっと好きになること
1つずつ解説していきます。
オリオンハッピーパークの魅力①:無料で工場見学とオリオンビールの試飲ができるところ
できてたのオリオンビールを、その場でグイグイッと飲んでいる妻の顔は幸せそうでした。
沖縄に来て、唯一オリオンビールを作っている場所で飲めるというのはビール好きには至高の瞬間です。
ビアナッツも1袋もらえて、1杯おかわりもできます。
オリオンハッピーパークの魅力②:製造工程を面白いガイドさんと共に回れるところ
(オリオンビール公式ページより)
工場見学は、①原料・粉砕 ②仕込 ③発酵 ④貯酒 ⑤ろ過 ⑥ビン詰 ⑦たる詰 ⑧缶詰 ⑨試飲の経路で進んでいきます。
ガイドさんが1人付いてくれて、テキパキとした解説で非常に分かりやすく製造工程を知れます。
でかい仕込窯や製造ラインを見て、いかにも「工場」という感じです。
350ml缶を1人が1日1杯飲むと仮定した場合に、1,500年分のビールが1つのタンクにあるということだったので驚きです。
また、1分で1,200缶詰められるということで壁に1,200缶が並んでいました。
ガイドさんが、テキパキとして興味をそそる語り口調なので子どもたちも飽きずに見学ができました。
オリオンハッピーパークの魅力③:オリオンビールの歴史を知ることで沖縄がもっと好きになるところ
工場見学までは「ORIONレトロ館」では、オリオンビールの歴史や年代ごとのビール缶が展示されています。
昔の古い売店も再現されていて、レトロな感じがたまりません。
オリオンビールは、1959年に第1号にゴールドに輝くラベルで発売開始となり、すでに60年の歴史があります。
アメリカに統治されていたことなどを背景に、第2次産業を盛り上げようという強い思いから「オリオン」の名前を公募したり、営業活動をしたりすることで沖縄県民に深く根付いてきたという歴史を知ることで沖縄をもっと応援したくなります。
オリオンハッピーパークの概要やショップなどの情報
沖縄での素敵な思い出を作ってください。
住所 | 沖縄県名護市東江2-2-1 |
電話番号 | 0570 – 00 – 4103(※ダイヤル後、音声ガイダンスが流れますので1~3の番号を押して下さい。1.見学予約 2.レストラン 3.ショップ) |
開館時間 | 9:00~19:00(工場見学受付は9:20~16:40) |
休業日 | 12月31日~1月3日 |
駐車場 | 有 |
公式リンク | https://www.orionbeer.co.jp/happypark/ |