
企画職ってなかなか要領が掴みづらく、何をどうやって進めたらいいのか悩みますよね。
私は銀行の営業職からIT業界へ転職し営業推進部を経て現在は営業系企画職へ異動し早2年が経過しました。企画の業務内容にずっとうまく溶け込めず部内でも浮いていました。
周りも「何でも聞いていいからね」と言いつつ、何も考えずに聞いてしまっては相手の時間も奪ってしまうことになります。毎日毎日役に立てない自分に腹が立ち悔しすぎてストレスが溜まり眠れない日々も過ごしました。
しかし、企画職のコツが少し掴めてきました。企画職に異動し同じ様に苦しんでいるあなたに届けたいと思います。
Contents
企画職に就くまでの経歴
所属業界 | 職種 | 勤続年数 |
---|---|---|
銀行 | 営業 | 6年 |
IT | 営業推進 | 6年 |
IT | 企画 | 2年(現在) |
IT業界の前では、銀行の営業職をおよそ6年経験しました。その後も営業をサポートする部署に配属となりましたが『企画』とは縁遠い業務でした。
そして、企画職に配属となりまず苦労したのはデータ抽出や分析、加工というPC操作でした。施策の立案には、報告用のパワーポイントへの資料化の前提としてAccessやExcelで素早く正確にデータを分析する作業が必要でした。
私はAccessについてはほぼ触ったことがなかったので、基本的なPCスキルを早急に習得する必要がありました。
企画職に対する理想と現実のギャップ
企画職でキャンペーンの施策を検討する際には、
- 営業の方々がどんなキャンペーンならお客様に売りやすい
- どんな運用を建付けをすれば効率的か
- 社内で困る部署はないか
など施策全体についてフローや社内の連携を把握しておかなければなりません。とは言いつものの、今の会社での営業の経験がないことを言い訳にはできません。
どんなシステムで何をやってだれがどの業務を行っているのかが全く分かっていない状況で企画が考えられるはずがありませんでした。
大型プロジェクトに関わりつかんだ企画職2つのコツ
私は新システムを移行し運用フローを建て付けを行うプロジェクトのメンバーに参加させていただきました。企画職の地味でありながらも非常に大切なコツを学ぶことができました。
社内で利用されているシステムの関係性を掴む
社内では色々なシステムが絡み、何かを変えると他のシステムに影響が出てしまうことが多々あります。そのため、システムどうしでどのような関連があるのか知っておくと各関係部署との調整がスムーズになります。
社内の別部署とのミーティングでは確認事項をスプレッドシートに列挙しておく
運用を建てつける際には別部署との調整がメインです。事前に自分がやりたいことを明確にしたするために収集できる情報はできる限り集めてください。
そして、その上で不明点をとにかく書き出しましょう。
事前にスプレッドシートにまとめておくと、打ち合わせ前に共有し確認も容易にしてもらえるため時間短縮につながります。例えば、聞きたいことのリストアップ内容としては事前に共有してもらった情報をもとに
- だれが今このExcelを使ってだれに送っているのか?
- それを受け取り処理する時間は決まっているのか?
などです。
まとめ
- 打ち合わせした際のゴールをイメージする
- 不明点は洗い出し
社内での打ち合わせは、対外向けと同じくらい綿密に準備が必要です。1つ1つコツコツとこなしていきましょう。