サッカーボールを足で止める少年
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小学校高学年になっても、試合の遠征先で遊具で遊んだり、チームメイトと喧嘩したりと手の焼く問題児っていますよね。

傍から見ると「元気があって可愛いな」と思ってしまいますが、コーチとしてはチームがまとまらない要因にもなり頭の痛い問題です。

KotaKota

私のチームにも運動能力は高い選手なのですが、行動が幼稚で非常に悩みましたが色々と実践し今は状態も落ち着きました。

この記事のターゲット
  • チーム内にいる問題児への具体的な対処法を知りたい方(コーチ)
  • 我が子がチームに迷惑をかけてしまい対応に困っている(保護者)

長い間悩みながら色々と実践しました。実践した方法をお伝えしますのでぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

問題児と思っていた選手の素顔

サッカー少年

問題児の子の特徴を挙げると以下のような言動が目立っていました。

  • 基礎練習が嫌いでとにかく集中力が続かない。
  • コーチの話を全く聞かず、横を向いている。
  • 試合中に交代を伝えても「いやだ!」と言うことを聞かない
  • 自分より下手な子をいじめる
  • すぐに喧嘩する
  • 幼稚な発言を連発する

言うことが全く耳に入っていないという非常に困った状況でした。

しかし、一度しっかりと向き合って1対1で話してみると驚くほど素直で良い子でした。自分の話をいつも聞いてもらえないイライラが募って自分勝手な言動へと繋がってしまったようでした。

解決した一番の要因は、「こうあるべき!」という自分の考えを横に置いて寄り添って話すことでした。

子ども目線に立って、家庭環境や性格までを考えて冷静に考えてみると解決策は色々と浮かんできます。以下では実践した解決策をお伝えします。

問題児の選手を劇的に変化させた3つの施策

サッカーボールに座る少年

問題児選手を大きく変えるために必要なことは以下の3つです。

  1. 保護者とコーチでしっかりと連携する
  2. 1対1で話す
  3. 伝わるように分かりやすい言葉を選んで伝える

1つずつ解説します。

保護者とコーチでしっかり連携する

子ども達のタッチ

保護者の方にも状況を説明し理解を頂いた上で、一旦レギュラーから外す、上や下のカテゴリーに移してみる、ということで様子を見てみましょう。

どうしてレギュラーから外れたのか、いつものみんなと一緒にプレーができなくなってしまったのか、など考える機会になります。保護者に関わってもらうことで、選手にも本気さを示すことができます。

私は保護者の方に練習や試合をすべて見られなくても、最初と最後の30分は必ず子どもの様子を見ていてほしいことを伝えました。

そして家でどんなことを話していたか、サッカーに対するモチベーションはどうか、態度に変化はあるのか、などを共有してもらい効果を確認していきましょう。

1対1でじっくり話す

サッカーコーチ

1対1で話すことは最も効果があります。

「どうせ分からないだろう」と思ってしまいますが、心の発達は子どもそれぞれ違います。

イライラせず、しっかりと向き合って学校の事や趣味の事など他愛ないことを色々と話しましょう。

私のチームの選手は、自分の話を聞いてもらえていないという不満を持っていたのでしっかり聞いてあげることで信頼関係が築けます。

分かりやすい言葉でちゃんと説明する

コーチと少年

練習メニューや試合中の戦術など内容が理解できないためにイライラして話を聞けないという状況でした。

理解しやすい言葉で、分かりやすい言い方をして伝えることを意識してみましょう。

自分が伝わっていると思っても、子供たちには伝わっていないというケースが多いです。自分の言い方や選ぶ言葉のレベルを客観的に考えてみましょう。

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問題児はチーム全体で解決する

サッカーボールと大空

問題児と思っている選手は、何が問題なのかを調べて保護者や他のチームメイト含めてチーム全体で解決が必要です。

問題児には色々なケースがあります。

1人で解決しようとせずに、コーチ・保護者・チーム代表と連携して良い方向に向かいましょう。

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