芝生でサッカーをする子供たち
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弱いと言われ続けた街の少年団サッカーチームが市大会でベスト16という輝かしい成績を残しました。

ベスト8をかけた試合では市大会連覇する強豪チームと対戦し、2桁失点の大敗を喫しましたが学びは多かったです。

負けて悔し泣きをする選手たちを見て強豪チームの強さとは何か。強豪チームに勝つために何が必要なのか考察しあることに気付きました。

それは強豪チームの選手たちのサッカーとの向き合い方です。具体的にどうゆうことなのか詳しく解説していきます。

自己紹介
  • 少年団サッカークラブのコーチ歴4年
  • トレセンスタッフ経験あり
  • サッカー歴30年以上

小学5年生の息子が市選抜やJ下部スクールセレクションに合格し、上手な選手を多く見てきた経験も含んでいますので勝つチーム作りの参考にしていただければ幸いです。

Contents

ベスト8をかけた決勝トーナメントで選手たちが感じた壁

競い合う少年たち

試合をたくさん経験する中で、選手たち自身で自分たちに何が足りないのかを考えています。

市大会という大舞台で選手たちが、強豪チームに大敗し何を感じたのかサッカーノートに書いてもらったコメントを見てみましょう。

  • 首振りが足りず情報収集が足りなかった
  • 当たり負けてしまった
  • 連携するためのコミュニケーションが足りなかった
  • 切替をもっと早くしないといけない
  • マークを離さずしっかり付く
  • 良い時間帯をもっと作らないといけない
  • ボールを持っていないときにもっと動く
  • 次は絶対最後まで諦めない
  • もっと集中する
  • 空いているスペースを見つける
  • ラインを上げてオフサイドを積極的に取る
  • パススピードをもっと速くする

強豪チームと戦って悔しい思いをしたからこそ、出てきた本音なのでどれを読んでも選手たちの思いが伝わってきます。

これら選手たちが感じた強豪チームとの差は、強豪チームの選手は『自分勝手なプレーではなくチームに貢献するプレーをしているかどうか』だと気付きました。

市大会でベスト8を突破する強豪チームのサッカーとの向き合い方

トーナメント表

チーム強さは掛け算です。だれか1人が0のプレーをしてしまうとチーム力は0になってしまいます。

各選手が『自分の強みを発揮してチームに貢献しよう』とする共通認識が必要です。

強豪チームにいる上手い選手を見て、どんなことを意識しているのか観察し分かったことは以下の3点です。

  1. 自分勝手なプレーや言動がなく、チームの勝利のためにプレーしている
  2. 個人のスキルアップする意欲が高く事前準備など主体的に動いている
  3. 応援したいと思える選手である

1つずつ見ていきましょう。

自分勝手なプレーや言動がなく、チームの勝利のためにプレーしている

強豪チームと弱小チームを比較すると以下のような違いがあります。

強豪チームの特徴 弱小チームの特徴
  • 自主性がある
  • 両親に感謝
  • 自分の反省点を受け止めて次に活かす
  • 挨拶ができる
  • 驕らず謙虚
  • 自分がチームのために何ができるのかを考える
  • 人のせいにする
  • 周りに感謝しない
  • 自分の事しかやらない
  • チーム内でケンカがある
  • 挨拶ができない
  • リーダーが機能せず全員好き勝手動く

自分勝手な言動がなく、周りに配慮し謙虚な姿勢を持つ選手が多いチームが強豪チームの特徴です。

個人のスキルアップする意欲が高く主体的に動いている

試合に入る前の準備運動やストレッチを当然のようにこなし、コーチの話を聞く姿勢も素直です。

事前準備で行っているトラップ、パスなどの基礎練習にも真剣に取り組み自分のコンディション調整をしています。

応援したいと思える選手である

お父さんやお母さんとの接し方が優しく、コーチやメンバーにも感謝の気持ちを持っています。

すれ違うときには挨拶をしてくれて「あの子すごい感じいいな」と好印象を持つのも強豪チームの特徴です。

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市大会でベスト8を超えるために選手とコーチが意識することは『チームへの貢献』

サッカー競り合い

戦術を理解しチームの中でどう動かなければいけないのかを考える

8人制のサッカーでは、2-4-1、2-3-2、3-2-2など戦術を理解した上で自分の役割を考える必要があります。

攻撃的なのか守備的なのか、相手チームに合わせた戦い方をするという一段上の意識が今後必要になります。

思った通りにコントロールできるように意識する

強豪チームは、当たり前のようにパス・トラップの精度が高いです。もらうときの体の向きも考えた上でコントロールをしているので顔も上がっています。

サッカーの基礎となるレベルを上げてイメージに近いコントロールができるように普段の練習から意識をしていくことが大事です。

チームにプラスになるコミュニケーションを普段から積極的に取る

強豪チームの主審をやると、グラウンドの中で選手たちがどんなコミュニケーションを取っているのかが分かります。

「パスコースを作って」「連動しよう」「パスの角度をもっと付けて」など前向きで積極的に良い結果を生むようなコミュニケーションが取られています。

練習中からコミュニケーションを取ることを心掛けるだけで結果は変わってきます。

試合で100%出すために練習を120%で取り組む

サッカー蹴る瞬間

謙虚な姿勢で練習に臨み、努力を続ければ、結果は自然と生まれる。(クリスティアーノ・ロナウド)

試合で100%の力を出すことは難しいです。なので、そのためには練習から120%で取り組まなければいけません。

良い雰囲気を作って、強豪チームに近づいていきましょう!

 

 

 

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