サイトの記事をまとめて別サイトに移行する4つの手順
「更新できないwordpressサイトの記事を、丸ごと別のwordpressサイトに移行して管理をラクにしたいなー」
というお悩みを解決したいと思います!
記事を移行をするパターンとしては、
- Aサイトの記事をそのままBサイトに移行
- Aサイト記事のカテゴリーaをBサイトに移行
- Aサイトの1記事をBサイトに移行
3パターンにありますが、今回は1のパターンをご紹介します。
初心者の方は、今考えている100分の1くらいのイメージで簡単に移行作業を完了することができます。作業を行う上での注意点なども交えて詳しく解説していきます。
それでは、早速いってみましょう!!
Contents
サイトの記事を丸ごと移行するのにやること
これからやる作業の全体の流れは
- 移行元サイトでカテゴリーを整理する
- 移行元サイトで記事をエクスポート(データ化して取り出す)
- 移行先サイトで記事をインポート(データ化して取り込む)
- 移行後チェック
という大きく4段階です。時間にすると30分~60分くらいです。
上記1の作業(カテゴリーの整理)で参考させて頂いたのが、水島さんの運営されている『水輝亭』のWordPressでカテゴリを一括変更できるプラグイン「Batch Cat」7年更新されていないが使用可能!
上記2~4の作業(サイト移行)で参考にさせていただいたのが、Erollaさんの運営されている『Naifix』のWordPressで特定の記事と画像を簡単に別ブログへ移転する方法
2つのサイトの記事で一切迷うことなく最短時間で作業を完了することができました。本当に助かりました。水島さん、Elloraさんありがとうございます。
さて、まずは1の『移行元サイトでカテゴリーを整理する』から始めていきます。
カテゴリーの整理をなぜするのかというと、AサイトのカテゴリーのままBサイトに移行することになるためです。
カテゴリーは変えずに行うのであれば、整理は不要です。しかし、例えばカテゴリーA,B,CをまとめてカテゴリーDを作成する場合などは、整理が必要になります。
では、実際の作業手順に入っていきましょう!
移行元のカテゴリーを整理する
プラグイン「Batch Cat」をインストール
プラグインの『新規追加』で『Batch Cat』と入力。
有効化をします。
「移行用カテゴリー」の新規作成
インストールが完了すると、ツールに『Batch Cat』が追加されています。
『Batch Cat』を開くと上部には記事一覧が並び、下部にはカテゴリー一覧が並んでいます。
wordpressの管理画面の投稿⇒カテゴリーの画面で、新規に作成するカテゴリー名を入力します。今回は、「どもり(吃音)克服」と入力し新規にカテゴリーを作成しました。スラッグは任意です。
カテゴリーが新たに追加されたことを確認します。
カテゴリーの追加ができたので、続いて記事の移行を行っていきます。
プラグイン「Batch Cat」の使い方
今回は新規で作ったカテゴリー『どもり(吃音)克服』に丸ごと記事を移行するので全てにチェックをします。
追加をするカテゴリーにチェック(今回は『どもり(吃音)克服』)をします。
- Set caterories to posts⇒チェックをしたカテゴリー名に変更
- Add categories to posts⇒チェックをしたカテゴリーに追加
- Drop categories from posts⇒チェックしたカテゴリーから削除
となります。
変更してもいいか?の以下のメッセージがでてきますので『OK』をクリック。
すると、チェックをしたすべての記事のカテゴリーが変更されます。
新規で作ったカテゴリーに記事が追加されたことを確認します。
これで移行元のカテゴリー整理は完了です。
移行する記事をエクスポートする(データ化して取り出す)
プラグイン『DeMomentSomTres Export』をインストール
『DeMomentSomTres Export』をインストールして有効化します。
以下の画面がでてきますので『Skip』をクリック。
wordpressの管理画面のツールに『DeMomentSomTres Export』が追加されています。
エクスポートファイルを作成
先ほど作成したカテゴリーを選択しエクスポートする
わたしは、1記事を複数に分割していないので『Without Pagination』を選択。複数分割している場合でそのまま移行させる場合『Pagination』を選択します。
PCにある、エクスポートしたダウンロードファイルをデスクトップなどにドラッグ&ドロップ。
これで移行元の作業は完了です。
移行先のインポート(データ化したものを読み込む)
移行先サイトでインポート
管理画面のツール⇒インポートを選択。
インポーターの実行をクリック。
『ファイルを選択』から、先ほどのデスクトップのファイルを選択し、『ファイルをアップロードしてインポート』を選択。
インポートする際の注意点
ここで注意点です。一度に大量の記事を移行させると以下のように画像が一緒に移行されないエラーが出てしまいます。なので、数記事ずつ小分けにエクスポートとインポートを行うことをおススメします。
移行後の確認
エックスサーバーの転送設定
エックスサーバーにログインし『サイト転送設定』を選択。
移行元のドメインを選択。
リダイレクト設定画面で『リダイレクト設定追加』をクリックし、リダイレクト先に移行先のドメインを入力します。
これでリダイクレ完了となります。
サーチコンソールでURL検査
最後は、記事移行を知らせるためサーチコンソールにログインし『URL検査』
移行したカテゴリーをインデックス登録。
まとめ
別サイトへの記事移行はやってみると非常に単純で簡単な作業です。
初心者でも十分にこなせます。今回の
- 移行元でのカテゴリー設定とエクスポート作業
- 移行先でのインポートと転送設定、インデックス登録
というやり方を一度でもやっておくとサイトの分割にも応用できます。
更新できないサイトは放置はもったいない。統合して一元管理していきましょう!
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