サッカーシュート
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  • サッカーが上手な子は、なにが他の子より優れているんだろう?
  • 親として我が子に協力できることはあるのだろうか?
  • 我が子にサッカーを上手くなってもらうために必要なことって何だろう?

サッカーは1人では成り立たず、チームワークで相手ゴールに向かう「連携」がとても難しいスポーツです。

そんな難しいサッカーを得意とする強豪クラブ、市・県選抜、J下部アカデミーの選手たちをたくさん見ている中で、いくつかの共通点を見つけました。

KotaKota

私はサッカーが上手い選手の特徴を分析し、息子に実践やアドバイス重ねました。次第に市選抜に選ばれたり、J下部選抜クラスのセレクション合格したりと結果が出てきたのでぜひ参考にしてほしいです

サッカーを上手くさせたいと思っている親御さんに参考となる内容となっておりますので、ぜひ参考にしてください。

自己紹介
  • 少年団ヘッドコーチ2年目(コーチ歴4年)
  • サッカー歴は30年以上、元U12地域南部選抜
  • 息子をJ下部スクール選抜クラスや市選抜に選ばれるためのアドバイスを実践し成功

Contents

サッカーが上手な子の10の特徴

サッカーシュートイラスト

サッカーが上手な子の特徴の10をまとめると以下の通りです。

  1. 運動能力が高い
  2. サッカーが好きでプレーを楽しんでいる
  3. 失敗しても前向き
  4. サッカーを勉強している
  5. 親やコーチへの言葉遣いや礼儀がしっかりしている
  6. 俯瞰した視点を持っている
  7. 思いやりがあり素直である
  8. チームの勝利のために疲れていても頑張る
  9. 負けず嫌い
  10. 謙虚である

1つずつ私も実践してきた解決策やアドバイスも記載していますので、ぜひご覧ください。

運動能力が高い

サッカー ダッシュー

足が速い、スタミナがある、スローインが飛ぶ(肩が強い)、キック力がある、背が高い、腰が強いなど運動能力が高い選手が多いです。

U11以上であれば40分間(20分ハーフ)を全力で走り回れるスタミナや10M、20Mの瞬間的なダッシュが速い選手は非常に有利になります。

運動能力が高く体の使い方が上手な選手は、サッカーも上手い傾向になります。

運動能力向上に体操とプールはおすすめです

体幹やスタミナは機械体操やプールで強くなり運動能力は高められます。

スピードは走り方を変えるだけで大幅にアップします。以前に現役の陸上連盟指導員の方々の講習に参加して内容を少年サッカー「走り方」編でまとめていますのでご覧ください。私は50Mが0.8秒縮まりました(7,7秒→6.9秒)。

特に体操とプールは、基礎体力や運動能力向上に非常に役立ちましたので小学校低学年から習わせた方が良いです。

サッカーが好きでプレーを楽しんでいる

ドリブル

サッカーが好きな子はプレーや連携を楽しんでいます。

上手い選手は、自分のプレーを披露したく仕方がないって感じで気持ちが伝わってくるような選手が多いです。

サッカーの何が楽しいと感じているのかを聞いてみる

サッカーでは、スペースを見つけて走るのが好きな子やドリブルが好きな子、シュートが好きな子など様々です。

私の息子は、1対1が特に好きだったので1対1が強くなるフェイントや裏への抜け方を一緒に勉強しました。

足技を学ぶならフットサルの体験に行ったりするといいかもしれません。息子はフットサルで大分足元が上達しました。

フットサルがサッカーに悪影響な訳がない、サッカーコーチから見た小4息子の3つの変化

失敗しても前向き

サッカーのワンツー

上手い選手は、失敗よりもチャレンジすることを好んでいます。

失敗しても「ごめん!ごめん!」と言い笑顔で明るく振る舞っている言動が多く見受けられます。

親としては失敗を責めず、良かったことを褒めてあげる

子どもはサッカーを好きでやっているので、好きなサッカーをやっている時間を楽しい時間にならないといけません。

親目線ではどうしても「もっとこうすれば!」と思って、余計なマイナスなアドバイスをしてしまいがちです。

それではせっかく楽しんでいる子どもがかわいそうです。私たちはサポーターになり「ナイス!ナイス!」と言ってあげましょう。

サッカーを勉強している

スルーパス

自分たちが遠征試合に行っていれば、他の状なチームの試合をじっくりと見ています。

小学生年代で、サッカーを客観的な目で見て観察している選手は上手い子の特徴の1つです。

試合では他チームの試合を観戦するように促す

試合に観戦行った際には、チームメイトとサッカー以外の話をしていてはせっかく良い勉強材料となるのにもったいないです。

他チームの上手い選手を見て何が上手いのかを分析するように家で伝えておきましょう。

もし見ないようなら、コーチなども使って根気よく言い続けましょう。

親やコーチへの言葉遣いや礼儀がしっかりしている

笑顔のサッカー少年

上手い選手は、空気を読むのが上手で言動をわきまえています。

コーチの話をじっくり聞いて頷いたり、しっかりと反応して敬意を示しています。試合中であっても、コーチから声をかけるとしっかりとコーチの方を向いて返事をしているためコーチからの信頼も厚いです。

ちゃんと聞いてくれる選手だとコーチも熱が入りよりその選手を見るようになり上達スピードが上がるのでしょう。

普段から話を聞く姿勢を取らせる

大人が話しているときには、しっかりと聞く姿勢を取らせることを徹底させましょう。

上手い選手のこういった言動をマネするだけで、コーチからの信頼度もかなり変わり試合への出場機会も自然と増えていきます。

俯瞰した視点を持っている

上から見たサッカーの試合

プレー中も顔が上がっているため、試合全体を見て流れを常に確認しています。

どうなりそうなのか、という予測をし続けて頭をフル回転させてグランド全体を見渡しています。

顔を常に上げさせて、首振りして情報収集を徹底させる

ドリブルやパスを受けるときに、常に首を振ってたくさん情報を取れるようになるとプレーが変わってきます。

「首振りの徹底」は相当意識させましょう。

思いやりがあり素直である

3つのサッカーボール

上手な選手はチームメイトに優しく、プレー中のミスを責めたりしません。

ポジティブな発言で仲間を思いやって、コミュニケーションがしっかりと取れています。

肯定的に話すように促しましょう

チームメイトとのコミュニケーションは非常に大切です。

関係性を良い状態に保つには信頼関係を築いて、励まし合うように肯定的な発言をするようにアドバイスしてあげましょう。

チームの勝利のために疲れていても頑張る

サッカーゴールシーン

上手な選手はチームのために自分ができることを全力で頑張っています。

疲れたということだけで諦めずに、仲間のために必死に得点を取るために動き続けます。その姿を見てチームメイトも励まされより一層の良い関係構築に繋がります。

サッカー選手として魅せるプレーを目指すことを伝える

見ている観客やコーチや両親が「楽しい!」って思ってもらえるプレーが良いプレーです。

周りに視点を向けさせる視野の広さを意識させるとプレーが大分変ってきます。

負けず嫌い

サッカー せめぎ合い

上手な選手はとにかく負けず嫌いです。勝つためにどうすればいいのかを考え続けていて諦めません。

チームが負けている状況で、最後までのボールを全力で追いかける姿や転んでもすぐに立ち上がって走る姿は、コーチやチームメンバーの心をアツくさせます。

そんな負けず嫌いを持っている子は、どんな世界でも伸びていきます。

一緒にリフティング練習に付き合ってチームで1番を取らせる

リフティングは才能は不要です。数をこなした分だけできるようになります。

なので、出来る子を目標にさせて「あの子を超えれば、もっと上手くなれる」という声掛けをして練習させましょう。

次第にリフティングが得意になると、眠っていた負けず嫌いの心に火がついて「絶対に負けたくない!」と練習に取り組むようになります。簡単な事から始めることがポイントです。

謙虚である

サッカー リフティング

謙虚さを持つ子は上手な子に多いです。

目標を高く持ち、常に足りない部分を補うために自主練に励み努力しています。

好きなサッカー選手を見つけさせる

自分の目標となるサッカー選手を見つけることは、とても良いアドバイスです。

男の憧れであるクリスティアーノ・ロナウドやメッシを見て、ひたむきな努力を続けている彼らの姿を知ると自分がどれだけ頑張らなければならないのかを知れます。

海外サッカーやJリーグをたくさん見て、好きなサッカー選手を一緒に探しましょう。

子どもに「サッカーは得点を相手よりも多く決めた方が勝つスポーツである」という本質を伝える

サッカー ゴールシーン

サッカーはパス回しが上手く戦術も素晴らしいチームが勝つのではなく、得点を相手よりも多く取れた方が勝ちます。それがサッカーの本質です。

FWでもMFでもDFでもGKでも最後は、自分たちのチームが得点を取るために連携し相手ゴールを目指していきます。

サッカーの本質を知っていると上手な子に大きく近づけますのでポイントを解説していきます。

流れるようなプレーとは?水の流れでイメージする

ボールの流れ

ボールを水の流れと考えたとき、相手のゴールまでの流れでどこが流れやすいのかをイメージさせましょう。

①攻撃=ボール(=水)の流れを作り前進する

前に進めるスペースを首を振って情報収集し探しましょう。

例えば以下の赤丸が相手だとすると、真ん中に寄せてくるのであれば、空いているサイドを攻めとボール(=水)が流れていきます。

守備が中に寄せればサイド

反対にサイドにも相手が広がっていれば真ん中を通して前に進みゴールに近づけるね、と伝えて子どもの反応を見てみてください。

サイドに広がれば中を通す

子どもに常にボールを動かして相手をずらすのがポイントだよ、と伝えると隙間を探すようになります。

②守備=ボール(=水)の流れを止め前進させない

守備になった場合には、相手の前に立ち、ボール(=水)も流れを断ち切れれば守備の勝ちです。

ボールの流れを止める

攻撃時とは反対に間を通させない動きが守備には必要になります。

間を通させないディフェンス

相手のボールの流れを止められる場所に誘導する駆け引きを覚えられればレベルが1段上がっていきます。

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サッカーが上手な子は複雑な子をシンプルに考えてプレーをしている

サッカー ガッツポーズ

上手な子は、プレーだけでなくサッカーと向き合う姿勢や内面も自立している選手が多いです。10の特徴をもう一度上げると以下の通りです。

  1. 運動能力が高い
  2. サッカーが好きでプレーを楽しんでいる
  3. 失敗しても前向き
  4. サッカーを勉強している
  5. 親やコーチへの言葉遣いや礼儀がしっかりしている
  6. 俯瞰した視点を持っている
  7. 思いやりがあり素直である
  8. チームの勝利のために疲れていても頑張る
  9. 負けず嫌い
  10. 謙虚である

親としてできることはたくさんあります。親の協力が子どものサッカースキル向上に大きく関わります。

ぜひ1つでも多く実践して、子どもがサッカーを楽しめるようにアドバイスをしてあげてください。

KotaKota

以下の記事でも少年団に通う息子を通して情報をまとめていますので併せてお読みください!!

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