初心者少年サッカーコーチがゲームモデルを作る時に超参考になる1冊とyoutubeチャンネルを紹介!
「チームのプレーモデルを作りたいけどどうやって設計すればいいのか?」
サッカーコーチをやっているとぶつかる壁ですよね。
私もチームの目指すべき方向を示せず非常に悩んでいましたが、自分なりのプレーモデルやプレー原則を作ることができスッキリしました!
この記事では
- プレーモデルとは何?
- プレーモデルの作り方は?
- プレーモデルを理解するために非常に役立つ本とyoutube動画
についてご紹介していきます。良い情報のインプットは非常に大事ですよ!
Contents
そもそもプレーモデルってなに?
『サッカーとは何か』の著者である林舞輝さんの例えをお借りすると、プレーモデルとは家で言う設計図。
そして『理想』『文化』『選手たち』『システムフォーメーション』『チームの目標』『その他(予算)』を考慮しプレーモデルは決めていくものになります。
私は、今いる選手たちをイメージして以下のようにプレーモデルを作ってみました。一緒にやっている他のコーチともすり合わせをする必要がありますね。
- アクティブなプレーをする
- 1対1では負けない
- リスタートはとにかく早くする
- ボールを取ったらサイドか前方の選手に出す
プレー原則とは?
プレーモデルを実現していくために、⓵攻撃⓶守備⓷攻守の切り替えの局面に分けて作られた具体的な行動規則となります。
攻撃の局面であれば
- 両サイドの選手はスペースに走る
- 三角形を作り味方が出しやすい位置に動く
守備の局面であれば
- 数的不利な状況であれば遅らせて味方の戻りを待つ
- すぐに突っ込まずゴールと敵の間に立ち、インターセプトをできる位置をキープする
攻守の切り替えの局面であれば
- スローインやゴールキック、コーナーキックなどリスタートを早くする
- 予測をして初動の一歩を早くする
などになるのかなと思います。
ここで「なんか難しそう」と感じるかもしれませんが全くそんなことはないんです。
ここに挙げたものはすべて相手よりも多く点を取り勝利することというサッカーの目的を達成するために挙げていた行動規則です。これがプレー原則になっていくんです。
さて、ここまでプレーモデルとプレー原則の概要を分かったところでより理解を深めコーチとしての自信が持てる書籍と動画を紹介させていただきます。
プレーモデルを理解するのにおススメのインプットコンテンツ
サッカーとは何か
著者である林舞輝さんは日本全国リーグで史上最年少の25歳で監督に就任した方です。
イギリスとポルトガル留学をしつつコーチをやり、結果を求められる厳しい状況で成功をおさめたレジェンドです。
本書ではプレーモデルやプレー原則を無意識レベルでできるまで行うことを目的にする戦術的ピリオダイゼーションと選手たちを構造として捉える構造化トレーニングについてアツくアツく解説しています。
図解もあるのでプレーモデル以外にもサッカーに対する興味や理解が非常に進みます。
元日本代表の戸田和幸さんの「SHIN_KAISETSU」チャンネル
(「SHIN_KAISETSU」| 9/4 7:45 試合前日)
解説者として多くのサッカー選手からも「分かりやすい」と絶賛される戸田さん。
論理的に言語化された解説は、事実が起きた理由や背景まで深堀りして解説がされているのでファンが多い。
以下の動画は指導者目線で語られていて、現役の一ツ橋の監督目線でどうやってチームを作っているのかプレーモデルの作り方についても言及しているのでおすすめです。
ジュニアサッカー大学
(ジュニアサッカー大学|「プレーモデルは選手の判断を助ける」 科目:プレーモデル概要-01)
ジュニア・ジュニアユース年代のサッカー指導歴25年でバルセロでコーチランセンスを取得されたカズさん。
講義形式で、経験をもとに語られる内容は非常に楽しく理解が進みます。
この動画を見ればプレーモデルやプレー原則の概要がかなり分かります。
まとめ
プレーモデルって難しそうと考えていましたが、結局はゴールを決めて勝つために設計するものなんですよね。
じゃあ、勝つために今の選手や環境でどうやって勝てばいいのか具体的に考えていくのがプレー原則となっていく。正解はないし、思い切って方針を出してみることが大事になるのかなと思います。
良いチームと選手を育てるために、コーチはやることいっぱいありますね。
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