トロフィーと子ども
スポンサーリンク
  • 今所属している少年団が試合に勝てず弱すぎるから移籍を考えている
  • コーチのやり方が理解できずチームが強くなる気配がない

試合に勝てなくなったり、コーチの方針が分からないと子どもの将来を考え強いチームへの移籍を考えてしまいますよね。

KotaKota

私がコーチとして担当している今U11の学年も一時期危機的状況でした。U9の時に市大会準優勝や数々の大会で優勝しノリに乗っていたところに新しく変わったチーム代表が練習や試合に帯同。昔ながらの罵声や理解できない指示や傲慢な態度で、一気に子どもたちが辞めていきました。結果、超弱小チームになってしまいました。

メンバーも激減し試合にも全く勝てない状態が続きました。

しかし、息子は「サッカーを始めるきっかけになった今のチームで頑張りたいし今のメンバーが好き」とのこと。辞める理由がありませんでした。

体制も変わりOBのベテランコーチによる指揮に変わったことで、チームに余裕が生まれコミュニケーションを取る時間も増えてきました。

そして僅か1年ほどで超弱小チームから区大会で3位・市大会でベスト16・県大会出場など劇的な変化を遂げました。

超弱小チームでも強くなるチームの特徴をコーチと親目線から徹底的に解説していきます。辞めるべきか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

Contents

弱いサッカー少年団の特徴

サッカー試合

崩壊しているチームは、コーチも選手も向かう方向がばらばらで統率が取れていません。

子どもたちのサッカースキルが低いのは、練習量や指導で上げられます。

しかし弱かった頃の今のチームを振り返ると、以下のような特徴があるチームの場合には抜本的にガラッと体制が変わらないと強くなりません。

  • クラブ代表やコーチ間で統率やコミュニケーションが取れていない
  • コーチが選手や保護者を理解しようとしていない
  • 選手たちがコーチを信用していない

1つずつ見ていきます。

クラブ代表やコーチ間でのコミュニケーション不足

サッカーコーチと選手

多くの主力が抜けてしまった大きな要因は、最も大切なコミュニケーション不足です

選手たちには「もっと周りと話せ!」と言っているにも関わらず自分たちはクラブ代表やコーチ間で指導方針の理解がバラバラな状態。

誰かのやっているやり方を見て見ぬふりで、他人事と捉え無関心。怒鳴るコーチと見過ごすコーチにより主力はどんどん辞めていきました。

主力が抜けてことにより試合に勝てなくなり、試合も練習も身が入らなくなってしまう悪循環に陥っていきました。

コーチが選手や保護者を理解しようとしていない

怒るコーチ

少年団にある『楽しむサッカー』の理念が消えて、勝利至上主義に走るコーチがいたら危険です

勝つ事は大事ですがバランスが大切です。コーチ1人だけの考えで、メンバー選定やチーム方針を決めていては誰も考えを理解できず保護者や選手とで距離が出てきます。

選手を管理する保護者の方々に向いていないコーチがいるなら変わるのは難しくなります。

選手たちがコーチを信用していない

サッカーの試合

コーチが話しても上の空で、全く指示を聞いていない状態は深刻です。信頼関係がないから、話が響きません。

試合結果だけではなくそれぞれの選手のレベルをしっかり把握し、各選手に合ったのコーチングができていないクラブは強くなりません。

その余裕がないのは、コーチの人数にも問題があるかもしれません。

強くなっていくチームの特徴

サッカー チームワーク 円陣

指導経験が長く、バランスの取れたOBコーチに指揮を執ってもらう体制に変更になったのが転機でした。

超弱小チームが強くなった理由は以下の3つです

  1. 取り組む姿勢を徹底指導した
  2. コーチ自身も勉強会や研修でコーチングを学んだ
  3. 保護者と積極的にコミュニケーションをとった

1つずつ解説していきます。

サッカーに取組む姿勢を徹底指導

サッカーコーチの話を聞く子どもたち

OBコーチは挨拶や話をしているときの頷くなど態度、基礎練習時の首振りや声掛けを徹底的に指導されていました。

そして、毎週1日以上は試合を入れて、試合慣れさせつつ体力強化も図り選手たちは少しずつ変化が見えてきました。

コーチ自身のコーチングのレベルアップ

メモするサッカーコーチ

私もコーチ陣レベルアップのため、ヘッドコーチをやり運営や勉強会に参加し選手やコーチに学んだ事を共有していきました。

息子が通うJ下部の強化クラスのスクールコーチのコーチングを毎週学ぶ機会があったこともレベルアップに貢献してくれました。

息子は今のチームのまま努力を続けて、市選抜に選ばれたりするなど今いる選手たちの目標となる選手に成長してくれたことも好材料でした。

コミュニケーションを図る手段としてサッカーノートも始めてチーム方針などを書いて伝えることも取り入れていきました。

保護者とコミュニケーションを取る

保護者とのコミュニケーション

保護者との個別のコミュニケーションは欠かせません。

公式戦でメンバー選定をしなければならないときも、選ばれないメンバーの保護者の方とは個別にコミュニケーションを取り一方通行の案内にならないように心がけました。

そうすることで、保護者の方々不満も聞けて積極的にサッカーに協力してもらう体制を築けていきました。

保護者の方の納得感を得ることは、少年団を盛り上げていく上で必要不可欠です。

スポンサーリンク

先頭に立って正しい方向に向かって周りを巻き込みながら走る

サッカーコーチ

少年団は誰でも入れるため、モチベーション・運動能力・目標もバラバラです。

そのバラバラな選手たちがいる状況を理解し勝利至上主義の考え方も変えていかないといけません。

自分の考えが正解ではなく、みんなが納得した上で進むチームが強くなるチームです。

今の状況だけを見ずに、正しい方向に向かっていけば変わるチームなのか、情熱を持って向き合いましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
スポンサーリンク