
試合前は不安になってしまいますが、悩むのではなく勝つためにどうするべきか考えるしかありません。
「自分たちでは勝てない」ではなく「自分たちなら勝てる」という自信を持ってメンタルを整えて気持ちで負けないことが大切です。
強豪チームにも弱点はあります。この記事ではポジショナルプレーが得意なチームへの攻めと守りの対抗案について解説します。
Contents
ボールではなく人を見て数少ないチャンスを狙う
ポジショナルプレーが得意なチームは、各選手が良い位置でボールを受けます。
ボールだけを見て取りにいってしまうと体力を消耗し、相手のフリー選手が増えて失点をしてしまという悪い展開になっていきます。
そのためには「人につき続けること」と「集中力を保ち続けること」が重要になってきます。
ボールではなく自分のマークを見つけて人に付き続けるのがキーポイント
上手いチームはグラウンドを縦に5つに分けたときの、ハーフスペースと呼ばれる位置に必ずサポートにきています。
ハーフスペースでボールを受けた選手は、すぐに前を向きパスかマークがきていなければシュートまで打ちチャンスメイクをしていきます。
なので、この中盤でフリーになってしまう選手を作ってしまわなないように「人に付いて離さない」意識を保ち続けられるかが重要になってくるのです。
強豪チームに勝つための「攻め」の戦略
強豪チームに勝つための攻めの戦略は以下の3つです。
- トップはオフサイドラインをキープしてカウンターを狙う(FW)
- サイドハーフの前のスペースにボールを出し折り返しかカットインシュート(MF)
- 若干遠めでもミドルシュート(ボランチ/DF)
1つずつ見ていきましょう。
トップはオフサイドラインをキープしてカウンターを狙う(FW)
防戦一方になることが予想されるので、数少ないチャンスを狙っていくにはFWが常に裏を狙ってロングカウンター。
ボールを繋いでいく途中でカットされてしまうことがないように一気に攻め上がって、ゴールを狙っていこう。
サイドハーフの前のスペースにボールを出し折り返しかカットインシュートを狙う(MF)
ボールをカットしたとき、パスコースがなかったらサイドハーフの前にボールを出してサイドハーフを走らせる。
サイドハーフはセンタリングかカットインシュートでゴールを狙っていくことで、中盤が空いてくる可能性があるのでドリブル突破で仕掛けることもして、積極的にチャレンジしよう。
1対1が好きな選手が多いので、勝てる可能性が高いです。
若干遠めでもミドルシュート(ボランチ/DF)
プレッシャーがきていなければ、若干遠くてもミドルシュートを打ってみよう。
自チームに攻めているというリズムを作るにも効果的です。失敗恐れずにどんどん打ってセカンドボールも狙っていこう。
強豪チームに勝つための「守り」の戦略
強豪チームに勝つための守りの戦略は以下の3つです。
- マンツーマンで徹底的にマークする
- ゴールキックはサイドバックがすぐに下がりボールを受ける
- セカンドボールは取り切る
1つずつ見ていきましょう。
マンツーマンで徹底的にマークする
自分のマークする選手が、ボールを持ったら1発で行かずに半身にしつこく続けることを意識。
自分がかわされてしまったら、数的不利になってしまうという意識をチーム全員で持っておこう。
ゴールキックはサイドバックがすぐに下がりボールを受ける
攻められる回数が多いとゴールキックの数も増えてきます。
ゴールキック時には以下の3パターンを頭に入れておくと攻撃までスムーズにいけます。
- サイドバックがすぐに下がってボールを受ける。
- サイドバックにマークが付いている場合には、その裏のサイドハーフの選手に繋ぐ。
- サイドバックまたはサイドハーフは、ボールを受ける前にドリブルなのかパスなのか決めておきサポート選手は受けられる位置に動く
守りから攻めの第一歩なので、大事にいきましょう。
セカンドボールは取り切る
セカンドボールは全部寄せて、ボールを取り切ろう。
セカンドボールを取れるとチャンスはその分増えてきます。
強豪チームに勝つための「攻め」と「守り」の戦略まとめ
攻めは以下の3点。
- トップはオフサイドラインをキープしてカウンターを狙う(FW)
- サイドハーフの前のスペースにボールを出し折り返しかカットインシュート(MF)
- 若干遠めでもミドルシュート(ボランチ/DF)
守りは以下の3点。
- マンツーマンで徹底的にマークする
- ゴールキックはサイドバックがすぐに下がりボールを受ける
- セカンドボールは取り切る
強豪チームとできることが楽しいと思えるように思いっきり力を出していこう!